2016年02月01日

福島県印刷工業組合(佐久間信幸理事長)と、(長瀬喜一支部長)の主催による福島県印刷業界合同新年会「2016 新春の集い」が、1月22日午後4時からJR福島駅前のホテル辰巳屋で開かれ、両組合員はじめ、来賓、関連業者ら135人が賀詞を交換した。
 
2008年以来、8年ぶりの合同新年会は、阿部裕治福島県印工組副理事長の開会のことばで始まった。

 

佐久間信幸理事長

佐久間信幸理事長

主催者あいさつで、はじめに佐久間理事長が要旨次の通り、今年の抱負を述べた。
「平成26年工業統計調査の速報値によると、全体で事業所数、従業員数は減少しているが、製造品出荷額は3年連続、付加価値額は2年連続の増加となっている。福島県は全体の統計と同じく事業所数、従業員数は減少しているが、出荷額は3年連続増加している。増加しているトップ3は情報、化学、運輸で、残念ながら印刷業は入っていない。ぜひ、皆さんと一緒に力を合わせて、切磋琢磨しながらトップ3に印刷業の名が出てくるように努力したい。
今年の10月21・22日に全日本印刷文化典ふくしま大会が郡山市のホテルハマツで開催される。約800人の方が全国からお集まりいただくということで、粛々と準備を進めている。福島県で全国大会を開催するのは初めて。2年前に誘致してから、開催まで残り9カ月となり、坂本敬亮実行委員長のもと実行委員会で一生懸命準備を進めている。まずは震災で全国の皆様に大変お世話になったので、お礼をしたいというのが東北6県の想いであり、6県各工組が一つになって恩返ししたい。ふくしま大会には裏ミッションがある。800人の方に実際に福島の現状を知ってもらいたい。福島の郷土料理、郷土芸能のおもてなしを見ていただき、『福島はいいところだ』『福島は安心・安全だ。もう一度訪れたい』という想いを全員に持っていただいて、全国津々浦々に戻って福島PR隊の隊長になってもらいたい。原発問題で大変な時期だが、印刷文化典を機に福島ファンを増やしていきたい」
 
 

大震災から5年、復興への足音も

 

長瀬喜一支部長

長瀬喜一支部長

次いで、長瀬ジャグラ福島県支部長が次の通り、今年の抱負を述べた。
「東日本大震災から間もなく5年を迎えようとしている。この間、業界の皆様から数多くの支援を賜り、励ましのお言葉をいただき、この場を借りてお礼申し上げたい。
しかしながら、福島県民は今なお10万人が避難生活を続けているのが現状である。先の見えない5年前から比べて、何となく復興の足音が少しずつ聞こえるようになってきた。昨年アベノミクスの新3本の矢が発表されたが、前回の3本の矢と同様に印刷業、とくに福島県ではそれが感じられない現況である。
そのような中、明るい話題として、私の地元いわき市の物流会社がサッカーJリーグに参入するためチームを立ち上げ、8年後にJ1昇格を目指している。専用スタジアムの建設など8年間で100億円投資するビッグプロジェクトとなっている。大きな被害を受けたいわき市をスポーツを通じて元気にしたい。青少年に夢を与えたい。
ジャグラは昨年結成60年、法人化50年を迎え、小さいながら様々な事業を推進している。全日本印刷文化典ふくしま大会にはジャグラ福島県支部としても協力して成功に導きたい。両団体が団結して厳しい環境を乗り越えて、必ず福島に明るい未来が来ることを信じてがんばろう。
ジャグラ文化典は今年は北海道・札幌、来年は東北・盛岡で開催されるので、皆様のご協力をお願いしたい」
 
来賓を代表して内堀雅雄福島県知事(代理)、小林香福島市長、亀岡偉民衆議院議員(代理)、金子恵美衆議院議員が祝辞を述べた。
このあと、前田喜三郎福島県印工組元理事長・顧問が「私と石井氏、山川氏の3代の理事長の悲願だった全日本印刷文化典の誘致を第9代理事長の佐久間氏が実現してくれ、大変すばらしく思う。10月のふくしま大会が、全国に福島県ありというような盛大な全国大会になることを祈念している」と述べたのち、声高らかに乾杯した。
 
祝宴では豪華賞品の当たる抽選会で大いに盛り上がる中、石井敏久福島県印工組元理事長・顧問の手締めで散会した。

 

 

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