2016年01月29日

大日本印刷が提供する「DNPチルドレディミール包装システム Micvac」が、韓国で初めて、同国の大手食品メーカーのデサングループで採用された。このシステムは、冷蔵で45日間長期保存できる調理済み食品(レディミール)が製造できる。
一人暮らしの人が増え、個食化が進むなどのライフスタイルの変化にともない、電子レンジで加熱するだけで簡単に食べられるレディミールの需要が拡大している。

これに対しDNPは、マイクロ波による食材の加熱調理と殺菌を同時に行い、専用容器に密封するシステムで、ビタミンやタンパク質などの栄養素を損なわず、野菜のシャキシャキ感など、食材の美味しさを保持できる「DNPチルドレディミール包装システム Micvac」を2012年から日本国内で販売している。

同システムは、冷蔵で45日間の長期保存ができるため、商品交換の流通サイクルを長く設定でき、商品の廃棄ロスの低減も図ることができる。
日本国内においては、フジッコなどに採用されるなど、利用が拡大している。

 

またDNPは、大きなレディミール市場を持つ韓国に向けても同システムの販売を強化しており、今回、韓国の大手食品メーカーであるデサングループで採用された。400g用と250g用の2サイズで、韓国料理のほか、ベルギー、フランス、イギリスなどの各国料理のレディミールの製造に使用する。

 

 

 第3回「食品産業もったいない大賞」受賞

「DNPチルドレディミール包装システム Micvac」の食品ロス削減に貢献できる点が高く評価され、同システムを採用したフジッコと共同で、2015年12月、一般社団法人日本有機資源協会主催(協賛:農林水産省)の第3回「食品産業もったいない大賞」の審査委員会委員長賞を受賞した。
同賞は、地球温暖化および省エネルギーへの対策に顕著な実績をあげている企業や団体などを表彰し、社会に広く周知することで、食品産業の持続可能な発展に向けた取組を推進することを目的としている。

 

DNPは、本システムおよび専用容器などの提供によって、2020年度に12億円の売上を目指す。
また、韓国以外のアジア諸国に向けた同システムの販売を強化していく。さらに、2種類の食材を一つのトレーで処理できる容器や、業務用パウチの開発などを進めて、2016年に順次、容器のラインアップを拡充していく。

 

 

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