2016年01月29日

加貫順三理事長

加貫順三理事長

近畿印刷産業機材協同組合(加貫順三理事長)は1月27日、大阪・北区の帝国ホテルで新年互礼会を開催。組合員らおよそ70人が出席して、新年の門出を共に祝った。当日は互礼会に先立ち、恒例の新春講演会も併催され、今回は㈱TSIプランニング執行役員シニアフレキソアドバイザーの塚田昌氏を講師に迎え、「日本の軟包装印刷業界事情&水性フレキソの現状」と題して講演が行われた。

 

 

互礼会の冒頭、新年のあいさつに立った加貫理事長は次のように述べた。

 

「NHKの朝ドラで人気を博し、明治の初期に大阪証券取引所の前身、大阪株式取引所を設立した五代友厚氏。彼は、明治維新の動乱で衰退し、彼の言葉で言えば「まさに瓦解に及ばんとする萌し」、意味としては、「間違いなく全体が壊れるのが、誰の目にも明らかな変化」のあった大阪経済を、商工業の組織化、信用秩序の再構築を図るなど近代化に導いた立役者であり「大阪の恩人」と呼ばれている。

実は、われわれ印刷業界人とは、切っても切れない縁を持っている。英語が堪能だった彼は、英和辞典の刊行を思い立ち、部下をその編纂にあたらせるとともに、わが国印刷の祖である本木昌造氏にその構想を伝えるとともに,活版業を開くよう勧めた、そのうえ、邦文活字の鋳造には成功したものの開業するだけの資力を持ち合わせていなかった本木氏に五千円の融資を申し出、これによって大阪活版所が設立された。当時の五千円を今に換算すれば、一両を一円にした明治初期のことですから、五億円以上といえる。

すなわち、現在まで綿々と続くわれわれ印刷業界における最大の支援者の一人である。しかし、彼の功績は今まで一般にはそれほど知られておらず、NHKの朝ドラで全国にその人物像が紹介され人気を博したことは、大阪人として大変嬉しいことである。

また、このドラマの中に「ファーストペンギン」という言葉がよく出てくる、氷原に穴が開いていたとしてもペンギンは周りに集まって何もしない、穴の中には餌の魚がいるかもしれないが、シャチやアザラシ等天敵が潜んでいるかもしれないからである。やがて1匹のペンギンが意を決して穴の中に飛び込むが、それでもほかのペンギンは動かない、餌を咥えたペンギンが元気に飛び出して来たら、一斉に飛び込むそうです。この最初に飛び込める勇気のあるペンギンを「ファーストペンギン」と呼ぶ。

われわれ印刷業界関連のサプライヤ団体である協同組合の組合員の中から多くの「ファーストペンギン」が生まれることを願っている。

 

最後に補助金説明会の案内として2月26日、㈱モリサワ4階会議室で近畿経済産業局の担当で開催する」と述べた。

 

 

その後、上野耕治副理事長による乾杯発声で祝宴と移り、新年を祝う歓談が繰り広げられたあと、最後に弓倉清副理事長による閉会の辞でお開きとなった。

 

 

 

 

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