㈱山櫻(本社・東京都中央区、市瀬豊和社長)は1月7日から、全国各地の手漉和紙による「和紙名刺」の発売を開始した。
平成26年11月に「石州半紙(島根県)」「本美濃紙(岐阜県)」「細川紙(埼玉県)」が「和紙:日本の手漉和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産となり、手漉和紙の文化が国内外で再注目されるようになった。
その一方、手漉和紙産業の衰退と後継者不足が深刻な問題となっている。
そこで同社では、和紙の産地を軸に名刺を製品化することでその価値の認知促進と文化・技術の継承に貢献すべく、今回の「和紙名刺」を開発した。
ラインナップは、黒谷和紙、越前和紙、石州和紙、土佐和紙、伊予和紙、美濃和紙、小川和紙の全7地域の手漉和紙。
1枚ずつ手漉で仕上げてられているので高級感があり、好みの風合いや贈る相手に縁がある産地のものを選んで贈答品として使うこともできる。