2015年12月26日

京都・太秦の京都dddギャラリーで1月15日から3月19日まで第206回企画展として浅葉克己個展「アサバの血肉化」が開かれる。

 
同展は、浅葉氏の多岐にわたる仕事の中でも大きな位置を占めるポスター作品の初期から現在までの代表作100点余りを中心に、それらを制作する際に使われた写植や版下によるコラージュ作品、製本された膨大な量の日記、市原湖畔美術館での個展(2016年1月11日まで開催)で挑戦した中島敦「文字禍」の活字組版のほか、浅葉克己の「血肉化」の変遷を垣間見ることのできる展示となる。

 
「血肉化」は、日本美術の伝統と現代デザインとをつなぐキーワードとして美術史家・山下裕二氏が提唱してきた概念。「日本美術の豊饒な養分を、ガシガシ噛み砕いて、グッと飲み込んで、内臓からしっかり吸収して、地となり肉となるように活かしてくれるデザイナーが現われてほしい」という山下氏の期待を体現する浅葉氏のデザインの数々が、有機的に変貌しながら、ggg(東京)、CCGA(福島)を経て京都でまた異なる姿をあらわにする。

 
浅葉、山下両氏によるギャラリートークが1月15日午後4時から5時半まで同ギャラリーで開かれる。入場無料、定員60人、要予約。

 
会場=京都dddギャラリー(〒616-8533京都市右京区太秦上刑部町10)▽時間=午前11時から午後7時(土曜日は6時)まで▽休館日=日曜・祝祭日▽入場料=無料

▽URL=http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/

 

 

 

 

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