2016年01月09日

 仙台の地下鉄東西線が12月6日に開通した。西端の八木山動物公園駅(太白区)から東端の荒井駅(若林区)まで13・9㌔、13駅を26分で結ぶ。仙台駅で南北線と交わる。計画の公式提案は1979年。モノレール案など曲折を経て02年に事業化が決定。07年に本体工事を始め、震災で作業を中断したが予定通りの開業にこぎ着けた。渋滞緩和や沿線開発の進展など期待は大きい。

 
 ▼仙台駅から東へ向かうと仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタのある卸町駅、仙台印刷工業団地に隣接した六丁の目駅などがつづく。西へ乗ると国分町に近い青葉通一番町駅。さらに進めば東北大学などの広がる地域だ。軌道は産・商・学をつなぐ。全駅に上下のエスカレーターを設け、バリアフリーにも配慮した。

 
 ▼初めて下車した駅で「駅周辺案内図」をみたところ、目的地がみつからない。東西が逆になっていることにすぐには気づかなかった。方位の表示はN印が真下を指していた。街頭によくある案内板と同様、掲示してある場所、利用者が立っている向きに合わせて図が描いてある。

 
 ▼南北線と東西線とが十字に交差することもあり、上が北で下は南、右が東で左は西という呪縛から逃れられなかった。印刷版では、案内図をそのまま使用せず、上を北とし、頭のカタイ者にもやさしい、UX(ユーザーエクスペリエンス)の高い「地図」をつくってはいかがだろう。飲食店のガイドなどもそうだが。

(風)

 
 

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