2015年12月21日

セミナーには60人が参加した

セミナーには60人が参加した

松浦会長

松浦会長

環境保護印刷推進協議会(E3PA、松浦豊会長)は、11月27日午後2時30分から、東京・神保町の明治大学「紫紺館」3階会議室で第11回クリオネセミナーを開き、60人が参加した。今回は「【環境】に貢献する【デジタル印刷】」をテーマに、(一社)PODi代表理事の亀井雅彦氏による基調講演と、「デジタル印刷認証制度」の対応製品に登録している協賛会員4社による事例発表を通じて、環境負荷低減に貢献するデジタル印刷の活用法などを学んだ。

 
開催にあたって、あいさつに立った松浦会長は「印刷業界において、近年、デジタル印刷の品質的レベルはかなり進歩しており、今後さらに市場を拡大するためには、環境に配慮することが不可欠な課題と考えている。これらを踏まえ、E3PAは自主基準として、デジタル印刷における環境基準『デジタル印刷認証制度』を策定し積極的に推進することで、環境負荷の軽減を考慮したサステナブル社会を目指している。本セミナーはまさにこうした課題に焦点を当てて企画したものである。ぜひ、将来に向けた貴重な情報を持ち帰ってほしい」と述べた。

 

 

 

亀井氏

亀井氏

第1部の基調講演では、(一社)PODi代表理事の亀井雅彦氏が「【環境】に貢献する【デジタル印刷】‐技術とマーケティングから見た、その役割‐」をテーマに講演。PODiは1996年以来、米国のデジタル印刷を推進する世界最大の非営利団体で、800以上の印刷会社がメンバーで、500以上の成功事例を共有している。日本での展開のため、2013年に(一社)PODiを設立。
亀井氏は米国での成功事例を数多く紹介しながら「環境」がマーケティングの軸となっており、特にブランドオーナーの商品の一部であるパッケージ分野が先行していることを強調。さらに2015年時点でデジタル印刷は印刷総量の2%、商業印刷に限定しても5%しかなく、多品種小ロットニーズがますます高まる中、成長の余地が大きいことを示唆し、デジタル印刷の機能を活かしてターゲットマーケティングやマイクロマーケティングを目指すことをアドバイスした。
 
事例発表では、亀井氏がコーディネーターとなり、「わが社が考える【環境】と【デジタル印刷】との関係」のテーマのもと、飯田厚コダック合同会社プリントシステム営業本部システム営業部部長、藤井律雄コニカミノルタ(株)マーケティング本部商品統括部商品企画部PP商品グループリーダー、佐々浦映展(株)メディアテクノロジージャパン営業本部ソリューション統轄部グラフィック事業推進部担当副部長、藤田伸郎富士ゼロックス(株)プロダクションサービス営業本部営業計画部計画管理室事業戦略グループの4人のスピーカーが自社の取り組みを紹介した。

 
なお、司会からデジタル印刷システムを提供している協賛会員のキヤノンマーケティングジャパン(株)とリコージャパン(株)の2社は都合により欠席した旨が報告された。

 

(=クリオネセミナーの詳細は新年号に掲載)

 

 

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