2015年12月04日

DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展「THE NIPPON POSTERS」が12月4日から23日まで、東京・日比谷公園の千代田区立日比谷図書文化館で開かれている。主催はDNP文化振興財団。監修は永井一正・柏木博の両氏。

 

日本美術は近年、魅力が見直されている。たとえば狩野永徳や長谷川等伯の障壁画、本阿弥光悦、俵屋宗達から尾形光琳、酒井抱一に至る琳派、喜多川歌麿・葛飾北斎・東洲斎写楽などの浮世絵、若者にも絶大な人気を誇る伊藤若冲など、いずれも「デザイン」という言葉で表現できる特質をもっている。
戦後のグラフィックデザイン黎明期から今日までの現代日本のポスター作家たちは、西洋文化の大いなる洗礼を受けながらも、日本独特の伝統美の血脈を感じさせる傑作を、数多く生み出してきた。

 

同展ではDNPグラフィックデザイン・アーカイブの収蔵品の中から、「日本の伝統美」という視点で選ばれた、幅広い世代の作家47人のポスター129点を一堂に紹介する。絵と文字の融合、大胆な色面使い、象徴的モチーフの引用など、作家それぞれの個性の中に垣間見られる「NIPPON」を楽しむ機会である。

 

展示は、第1世代図案からグラフィックデザインの胎動、第2世代デザインの実験と、イラストレーションの開花、第3世代アートディレクションの潮流、第3世代イメージのクリエイターたち、第5世代ネオ・コンサーバティブなリーダーたち、第6世代脱デザイン、あるいはデザインチルドレンの反乱の6部構成で行われている。

 

期間=2015年12月4日~23日▽開館時間=午前11時~午後7時(土曜日は6時まで。日曜・祝日は5時まで。入室は閉室30分前まで)▽休館日=12月21日▽入場料=無料▽会場=千代田区立日比谷図書文化館1階特別展示室(東京都千代田区日比谷公園1の4、電話080・7039・2356)

 

gggは改装のため16年4月半ばまで休館

 

なお、同DNP文化振興財団が企画展を実施してきたギンザ・グラフィック・ギャラリーは、改装のため12月から来年4月半ばまで休館している。改装中は同図書文化会館で企画展を開く。

 

 

 

 

 

 

 

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