2015年11月30日

大日本印刷(株)(DNP)は、(株)みずほ銀行と共同で、企業内の大量の帳票類に対して、条件による抽出や改訂などの運用の効率化を実現する「帳票管理システム」を開発した。DNPは、同システムをクラウドサービスとして11月9日から販売開始した。

 

 
同システムは、大量の帳票を扱う金融機関や保険会社などに向けて、帳票のデータをシステムで一元管理し、企業の複数部門による帳票の「制作・改訂」「承認」「管理」業務を効率化する。

 

 
システムの機能は次のとおり。
〈改訂帳票の全文検索・一括変更〉
法改正などにともない、企業内の複数の帳票の改訂が必要となる場合など、帳票に記載されているすべてのテキストデータから該当する記述を検索できる機能により、改訂が必要な帳票を抽出するとともに、変更すべきテキストを一括で修正することができる。例えば消費税率改定時に、税率に関わる記載のある帳票を一括で改訂する。
1.「消費税8%」をキーワードに全文検索→「消費税8%」の記載のあるすべての帳票を抽出する。
2.「消費税8%」を「消費税10%」に変更し、全帳票を一括して改訂。
〈制作・承認・管理のワークフロー機能〉
帳票を新規作成または改訂後、システム上で帳票を確認し、承認(否認)を行う。申請状況や履歴を管理しながら、円滑に申請・承認フローを回すことができる。
〈新旧対照表機能〉
※オプション
過去10回の帳票を改訂した日と改訂内容の履歴を保存管理する。改訂時には修正前と修正後の変更箇所が明示された新旧対照表を自動作成しダウンロードする機能(※オプション)により、変更箇所の漏れ防止や改訂が正確に実施されたかどうかを責任者が承認する業務の効率化を実現。
【帳票制作・登録時のDNPのサポートについて】
〈紙保管帳票の電子化をサポート〉
紙で保管されている帳票をスキャニングし、OCR処理によるテキストデータ化を行い、同システムに対応したテンプレートデータとして登録することで、全文検索などのシステムの機能が利用可能となる。
〈帳票のユニバーサルデザイン対応をサポート〉
既存の帳票をユニバーサルデザインの視点で見直し、多くの人にとって、より記入しやすく、見やすい帳票に改善する。また帳票制作時のルールや注意事項などをまとめたガイドラインを策定することもできる。
【帳票管理システムの価格(税抜き)】
初期導入費用=700万円~
月額利用料金=55万円~

 

 
今後DNP、は同システムを金融機関や保険会社などを中心として提供し、2016年度に年間2億円の売上を目指す。

 

 

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