2015年11月13日

「UCDAアワード2015」の選考結果報告会のもよう

「UCDAアワード2015」報告会のもよう

(一社)ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA、在間稔允理事長)は11月5日午後2時から東京・東新橋の電通ホールで「UCDAアワード2015」の選考結果報告会を開き、川村雅彦認定NPO法人環境経営学会副会長による基調講演「『伝わりやすさ』というCSR~『わかりにくさ』という社会的課題~」、UCDAアワード各賞授与などを行った。
UCDAアワードは、企業・団体が生活者に発信するさまざまな情報媒体を産業・学術・生活者の知見により開発された尺度を使用して第三者が客観的に評価し、すぐれたコミュニケーションデザインを表彰するもの。第6回となる今回は、「情報品質」という大きな責任をテーマに実施し、さまざまな分野の対象物を独自の評価法を用いて分析し、すぐれたコミュニケーションデザインを選考した。
対象分野・評価対象物は、①生命保険=契約概要(設計書を含む)②損害保険=契約更新・継続など満期時の案内③銀行・信用金庫=口座開設の申込関連書類④自治体=介護保険や給付金などの申請書類⑤すべての企業・団体=CSR報告書(アニュアルレポート一体型含む)。

 

在間理事長

在間理事長

報告会開催にあたり在間理事長は要旨次のとおり述べた。
「今回のアワードで特に注目すべき点が2つあった。第1にアワードに参加者のコミュニケーションデザインの水準が向上している。第2に単発的に見やすく・わかりやすく・伝わりやすくするのではなく、継続性をもって追求している姿勢が明確にうかがえる企業が受賞している。
水準の向上と理念の浸透という傾向は、当協会の日常活動と密接に関連していると思われる。情報発信を見やすく・わかりやすく・伝わりやすく実行するための人材育成制度が当協会にある。この資格認定制度の受講者の数が昨年から大幅に増加している。情報発信を見やすく・わかりやすく・伝わりやすくする基準を策定し、第三者の客観的な視点から情報がこの基準に沿って発信されているか評価認定する認証制度の取得件数も大幅に増加している。金融機関や行政機関が印刷物等を発注する際の仕様書には第三者の評価を受けること、あるいはUCDAの認証を取ることというような文言が見受けられる。
このように協会の資格認定制度、認証制度はユニバーサルコミュニケーションデザインの理念の浸透と水準の向上に貢献していると考えている。
悪意のある情報が意図的に提供されるという、生活者からすると信じられないような事件が続いている。情報そのものに対する信頼を危うくする大きな問題である。生活者の視点がさらに厳しくなると思われる。当協会の第三者による情報発信の評価である認証制度は実に大きな意味を持つことになる。今後も情報の発信と受信に役立てる協会でありたい」

 

アワードの選考結果は次のとおり。
【UCDAアワード2015】
生命保険分野:日本生命保険▽損害保険分野(直接販売型):三井ダイレクト損害保険▽同(対面販売型):東京海上日動火災保険▽銀行・信用金庫分野:滋賀銀行▽自治体分野:東京都足立区▽CSR報告書(すべての企業・団体が対象)分野:第一三共
【情報のわかりやすさ賞】
生命保険分野:大同生命保険、太陽生命保険▽損害保険分野:ソニー損害保険▽銀行・信用金庫分野:西武信用金庫▽自治体分野:香川県高松市▽CSR報告書(すべての企業・団体が対象)分野:ユニ・チャーム
【アナザーボイス賞】(生活者の声を重視した賞)
生命保険分野:富国生命保険▽損害保険分野:AIU損害保険▽銀行・信用金庫分野:みずほ銀行▽自治体分野:静岡県富士宮市▽CSR報告書(すべての企業・団体が対象)分野:東京海上ホールディングス
【特別賞】
生命保険分野:朝日生命保険、マニュライフ生命保険、メットライフ生命保険▽損害保険分野:アメリカンホーム医療・損害保険▽自治体分野:広島県呉市▽CSR報告書(すべての企業・団体が対象)分野:帝人
【実行委員会特別表彰】
磯子カンツリークラブ、オリックス生命保険、東京都

 

 

 

 

イベント-関連の記事

PAGE TOP