2015年11月09日

大賞、部門賞、特別賞の表彰を行った

大賞、部門賞、特別賞の表彰を行った

第18回日本自費出版文化賞(日本グラフィックサービス工業会主催、日本自費出版ネットワーク主管)の表彰式が10月10日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催された。今回は応募総数612点から、大賞『絵双六‐その起源と庶民文化‐』(桝田静代さん、研究評論部門)ほか、部門賞7点、特別賞7点が決定した。
主催を代表し、吉岡新会長があいさつした。
「われわれは本を作る仕事を請け負っているが、本の制作で大事なのは中身である。1冊の本を書き上げ、世の中に出すというのは本当に大変なこと。また、本の出版部数が年々減るなか、これだけ多くの人が本を作ってくれたことに対し、印刷業界を代表して感謝したい」
また、主管の日本自費出版ネットワークを代表して、中山千夏代表が「誰の検閲もなく、これだけ自由な出版および審査が出来る喜びは大きい」として、「自費出版の世界を今後も育てていきたい」と呼びかけた。
各賞の受賞者を表彰したのち、受賞者によるスピーチの時間が設けられ、本を出版するに至った経緯や、どのような想いを本に込めたかなどを丁寧に解説した。
そのなかで、『絵双六‐その起源と庶民文化‐』で大賞を受賞した桝田静代さんは次のように話した。
「研究のきっかけは子育てがひと段落した47歳のとき。今が人生のターニングポイントだと思い始め、梅花女子大学の博士コースに通った。今回の本は博士論文として提出したものを、より多くの人に読んでもらうため、まとめたものとなるが、研究した成果をそのまま出したいという想いから自費出版でやらせていただいた。絵双六がわれわれの過ぎた時代を映している生きた証だというのを知っていただきたい」

 

 

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