2015年11月09日

日暮理事長

日暮理事長

千葉県印刷工業組合(日暮秀一理事長)は、10月29日午後5時から千葉市の千葉市生涯学習センターで平成27年度組合等新分野開拓支援事業の第6回研修会を開き、約20人が参加した。
同事業は千葉県中小企業団体中央会の助成金を活用し、全6回シリーズとして5月にスタートした今年度の重点事業。最終講義となる今回は、「良いマーケティングをどんどん実践しよう!~目指せ売上・利益のV字回復!~」のテーマのもと、ブライター・レイターの山下潤一郎氏が「良い」マーケティングの基本的な考え方を解説したのち、V字回復の方程式を示し、練習問題を解きながら自社での実践を呼びかけた。

 

山下講師

山下講師

山下講師は「良い」マーケティングについて、世界的な経済学者やIT企業トップの言葉を引用して(1)お客さまと仲良くなれる(2)未来を明るくできる(3)会社のみんなで取り組める(4)いつも新しい‐‐と定義づけ、最近のマーケティングのトレンドとして「MarTech」(Marketing Technologiesの略)を紹介。「MarTechとはテクノロジーとマーケティングという2つの世界を統合するもの。テクノロジーは数多くのマーケティングの取り組みを牽引している。そしてこのトレンドは、今後大きくなるとしか考えられない。マーケティングとITは共に進んでおり、それらはひとつの同じものになりつつある」と強調した。
その上で、V字回復の方程式として、「売上アップ=案件数アップ×決定率アップ×案件単価アップ」を示し、それぞれアップさせるための取り組み方を解説。この後の練習問題では「百貨店では雨が降ると売り上げが下がる。雨でも売り上げが下がらないようにするにはどうしたらよいか」「3000種類の模様データを活かす方法は」など、具体的な事例について参加者と意見交換。
最後に山下講師は「雨の日に売り上げが下がるのは百貨店だけではない。解決方法が見つかれば他の小売店などにも提案できるので案件数も増え、V字回復の方程式で売上・利益は二乗、三乗に伸ばせる。練習問題をたくさん作って皆で解き、良いマーケティングを実践することが大切である」と締めくくった。
講義終了後、日暮理事長が「中央会のご支援により6回にわたりマーケティングについて勉強してきた。景況感を見てもわかるとおりどの業界も厳しく、自ら切り拓いていくしかない。いまは印刷業界が携われる仕事をどんどん作っていける時代なので、様々なケースを各社で考え、お客様とコミュニケーションを図りながら1つずつ解決していくノウハウを蓄積し、自社の発展につなげてもらいたい」と呼びかけた。
なお、千葉県印工組では来年度も中央会の助成金事業を実施する予定。

 

 

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