2015年11月06日

凸版印刷は、バッテリーレスでありながら、無線LANによる表示書き換えが可能なタブレットサイズの電子ペーパー表示機を開発した。バッテリーレスで無線LAN対応の電子ペーパー表示機の開発は国内初だという。同製品は、2015年11月4日から7日までポートメッセなごやで開かれた「メッセナゴヤ2015」のトッパンブースに展示された。

 

バッテリーレスで無線LANによる書き換えが可能なタブレットサイズの電子ペーパー表示機

バッテリーレスで無線LANによる書き換えが可能なタブレットサイズの電子ペーパー表示機

 

同製品は、無線LANを通信方式として採用し、バッテリーレスで駆動可能なタブレットサイズの電子ペーパー表示機で、IoT化が進む企業の生産工程管理での利用を想定している。凸版印刷が従来培ってきた電子ペーパーの制御技術を活かし、バッテリーレス化を実現。また、データ通信インフラとして広く普及している無線LANを採用することで、導入負荷を低減した。さらに、給電方法には、ワイヤレスでの給電を採用している。

製造・物流の現場における製造物や物品の管理業務では、紙やバーコードを用いた管理手法が一般的だったが、業務負荷の軽減や消耗品の削減などの観点から、省エネルギーで繰り返し使用可能な電子ペーパー表示機に対する需要が今後さらに高まると予想されている。
同製品の特徴は次のとおり。
①データ通信には無線LANを採用=広く普及している無線LAN(IEEE802.11b)を通信方式に採用することで、既存のデータ通信インフラを活かし、導入時にかかる負荷を低減することが可能。
②バッテリーレスで駆動可能=HF帯をはじめとする他の通信規格に比べて、無線LANによる通信は消費電力が多い中、凸版印刷が従来培ってきた電子ペーパーの制御技術を活かし、ワイヤレス給電によりバッテリーレス化を実現。電池の残量・劣化・交換を気にすることなく、運用が可能。
③ワイヤレスで給電可能=給電方式をワイヤレスにすることで、給電時に充電器を接続するなどの必要がない。
④表示に電子ペーパーを採用=一度表示した情報は、次に書き換えるまで、電源なしで表示することができる。
仕様 ▽表示画面:7.4インチ ドットマトリクス型電子ペーパー▽画素数:480dot×800dot▽外形寸法:縦136mm×横196mm×厚さ14mm▽通信方式:無線LAN(IEEE802.11b)▽給電方式:ワイヤレス

 

 

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