2015年11月02日

今井会長

今井会長

日本オフセット輪転印刷協議会(今井敏義会長)は9月29日、東京・新富の日本印刷会館で「平成27年度研修会」を開催した。今年度は「女性の活躍できる環境づくりと留意点」をテーマに2人の識者から話を聞き、時代の変化に則したダイバーシティ経営の手法を学んだ。

 

会長あいさつで今井会長は「少子高齢化の昨今、女性の働く環境といった性別の問題だけでなく、高齢者など年齢の問題も見直しが求められるなど、時代の節目を迎えている。これからは日本の大学を卒業した留学生や外国人労働者も増えてくるだろう。雇用関係の変化に柔軟に対応できる企業体制の構築に向けて、今日の講演がその一助になることを期待する」と話した。

 
022研修会の第一部では塚越学氏((株)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部シニアコンサルタント)が講演。多様な人材を積極的に活用するダイバーシティ経営によってもたらされる、新たな発想が生まれるプロダクトイノベーション、外的評価の向上など、その成果について伝えた。
また、塚越氏が理事を務めるファザーリングジャパンが推進する「イクボス」についても言及。職場で働く部下・スタッフのワークライフバランスを考え、成果の向上を図るとともに、自らも仕事と私生活を楽しむことの出来る上司の存在が必要とされていることを呼び掛けた。

 
第二部は「女性が活躍できる職場づくりを目指して~DNPグループの事例から~」と題して金田由美氏(研修部/労務部働き方の変革推進委員会事務局)が講演した。
女性は出産や育児など、さまざまなライフイベントがあることから、将来のプランや仕事との両立などの悩みを抱えている。
そこで、大日本印刷では、すべての社員に対し公正公平に処遇する「フェア」と個々の事情に配慮する「ケア」の両輪に基づく人事制度を採用。
育児休業や在宅勤務などの制度を用意するほか、女性社員を対象にした研修を行っている。
金田氏は「男性に無い女性の特性は、必ず会社にも貢献できる。仕事の付加価値を高めていくとともに、一人ひとりが自分の生活の質を高め、個人生活の充実にもつなげていきたい」と話した。

 

 

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