2015年10月15日

「宇都宮野菜餃子カレー」のカレーソースに使用されている

「宇都宮野菜餃子カレー」のカレーソースに使用されている

大日本印刷(DNP)は、蒸気口部分の形状を改良することにより、包装材の外形や寸法を変えずに内容量を増やし、充填適性を改善した新形状の「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ)アンタッチスルー」を開発した。10月に販売を開始する。同製品は宮島醤油(佐賀県)の「宇都宮野菜餃子カレー」で採用された。

 

近年、電子レンジに対応した食品が増え、簡便かつ安全に電子レンジで加熱・調理できる包装材への需要も高まっている。このニーズに対してDNPは以前から、スーパーなどで販売されている形状のまま電子レンジで加熱できる包装材を開発、提供してきた。

 

「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ) アンタッチスルー」は、加熱時に発生する熱と圧力によって包装材に形成した蒸気口が自動的に開くことで、水蒸気を逃がして破裂を防ぐ。しかしこれまでは、蒸気口部分が特殊な形状のため、通常のパウチよりも内容量が少なくなり、大きな具材が充填しにくくなるという課題があった。この課題に対してDNPは、蒸気口の形状を改良することで、従来と同じ外形寸法で内容量を増やし、充填適性を改善した新形状の電子レンジ包材を開発した。

 

同製品は、従来の外形寸法のままで、容量を16%増やすことができる。蒸気口部分の形状を改良することで、内容物の充填適性も改善し、これまで充填が難しかったじゃがいもや人参などの大きな具材も充填可能になった。これによりスープやカレーのほか、最近市場が伸びている惣菜などのパウチにも対応できる。パッケージの最表層には、バリアフィルム「DNP透明蒸着フィルム(IBフィルム)」を使用しており、充填後も酸素や水蒸気に対する高いバリア性を維持することで、賞味期限の長いレトルト商品にも対応する。

 

宮島醤油の「宇都宮野菜餃子カレー」は、宇都宮餃子会の承認商標商品。

 

 

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