2015年10月02日

パッケージをかざすと翻訳文を表示

パッケージをかざすと事前に登録してある翻訳文を表示

大日本印刷(DNP)は、拡張現実(AR:Augmented Reality)技術を活用し、商品をタブレット端末のカメラにかざすと、商品名や説明文などを中・英・仏・国語などの言語に翻訳した商品パッケージを画面上に表示するシステム「DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)」を開発した。インバウンド対応のサービスとして日用品や食品メーカーなどに向けて運用する。

 

近年、訪日外国人の数は急増しており、2015年で1,500万人と予想されており、政府は2020年に2,000万人を目標に掲げている。また、2014年10月から食品や化粧品などの消耗品にも免税が適用されたことを受け、2015年の訪日外国人による観光消費額は第1四半期には7,000億円を超え、2020年には2万店規模への拡大が予想される。一方、消耗品を販売する店舗では、外国語の標記がないため、商品の特徴や安全性、他商品との違いがわからないなど訪日外国人への対応の遅れが課題となっている。

 

DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)は、タブレット端末に翻訳された商品パッケージのデータを事前に登録しておき、店頭に設置されたタブレット端末に商品パッケージの説明文などが記載されている部分をかざすと、パッケージの形状を読み取り、その商品の翻訳をパッケージ上に記載されているかのように表示する。

 

同システムの特徴は以下のとおり。
AR技術の活用により、タブレット端末上であたかも外国語で印刷されたパッケージを手にしているかのような臨場感を体験できる。
あらかじめ翻訳したパッケージデータを表示しているため、正確な翻訳の表示が可能。
店頭に設置されたタブレット端末を使用するため、スマートフォンを持たない人でも利用者できる。
パッケージの表示内容とは別に、画面上に商品のキャッチコピーなども翻訳して表示もできるため、各言語に合わせたアピールが可能。
同システムが利用された時間や場所、閲覧された商品や言語などを各端末で記録しているため、今後のマーケティング活動に活用できる。

 

 

DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)

DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)

 

 

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