リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱はIGAS2015で、新たに定めたシンボルマークとコーポレートメッセージ「ともに、世界へ彩りを。」を発表するとともに、これまでは旧リョービ機/旧三菱重工機に分かれていた印刷機のブランドを統合し、全ラインナップを通じてカラー、デザインに一貫性を持たせた新しいモデルを披露した。
IGAS2015で披露したのは、▽四六全判(RMGT11)LED-UV4色印刷機「1130ST-4+LED-UV」、▽菊全判(RMGT10)LED-UV6色印刷機「1050LX-6+LED-UV+CC」、▽A全判(RMGT9)LED-UV4色印刷機「940ST-4+LED-UV」――の3機種。
「RMGT11」は最大紙幅1130㍉のモデルで、菊全判で高評価を得たメンテナンス性を高めたソフトを継承。
最高印刷速度は毎時1万5000回転で、世界で初めて四六全判にLED-UV乾燥装置を搭載している。
展示機には全自動同時刷版交換装置「サイマルチェンジャー」を搭載し、迅速な版交換を行った。
またすべての機種のオペレーションスタンドに、印刷品質や機械の稼働状態を確認できる55インチの大画面モニターシステム(オプション)を搭載。
Wi-Fi端末によるリモート操作機能も備え、快適な操作環境を実現している。