㈱SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(青木克彦社長)は、ヒラギノフォントの新書体となる極細ゴシック「ヒラギノ角ゴ W0」を開発。10月1日から販売を始める。同時にヒラギノフォントの製品ラインアップを一新し、購入しやすい製品構成と価格で提供する。
「ヒラギノ角ゴ W0」は、これまでのヒラギノシリーズで最も細い「ヒラギノ角ゴ W1」の約半分の線幅で設計された極細ゴシック。ヒラギノ角ゴシック体の特徴である画線先端のアクセントや、仮名の線に加えられた微妙な抑揚などを踏襲し、均整の取れた骨格と均一なグレートーンが、クリアで洗練された印象を演出する。これにより、ヒラギノ角ゴシック体はW0からW9の合計10ウエイトとなった。日本語フォントとして最大級のウエイト構成を持つ。
パッケージデザインは、黒とグレーを基調としたデザインに統一。パッケージ製品構成は「わかりやすさ」を追求し、フォントファミリーごとの全11種類に集約。複数ライセンス製品である5ライセンスパックの価格を改定した。 また、これまで1書体ごとの商品構成だったダウンロード製品において、安価な複数書体セットを追加。その第1弾として「ヒラギノ基本6書体セット」を発売する。