2015年09月09日

B2枚葉インクジェット印刷機「KM-1」

B2枚葉インクジェット印刷機「KM-1」

コニカミノルタビジネスソリューションズ(株)(和田幹二社長)は、8月20日午前10時から東京・港区の本社で、IGAS2015出展説明会を開いた。IGASでは「デジタル・プリンティングの新たな進化へ Next Stage ‐Power of Digital Printing‐」をコンセプトに、来場者に対し事業領域拡大、新しいビジネスモデル構築に向けた提案を行う。同社のブースは、(1)デジタルプレスゾーン(2)ラベル・パッケージゾーン(3)プルーフ・CMSゾーン‐‐の3つに大きく分け、ステージを核に2人のプレゼンターによる各ゾーンとの掛け合いによる動態プレゼンテーションで新製品も含め製品・ソリューションを分かりやすく伝えていく。

 

「デジタルプレスゾーン」では、トナータイプデジタルプレス、次世代デジタルプレス、ワークフローソリューションなどの実機を使い実演する。次世代デジタルプレスでは、新製品としてB2枚葉インクジェット印刷機「KM‐1」を出展しデモを実施する。さらに、参考出品ながらA3インクジェットUVニスコーター「JETVarnish 3DS」、JETVarnish 3DS箔押しオプション「iFOIL‐S」の実機実演も行う。

 

「ラベル・パッケージゾーン」では、新製品のオンデマンドラベルプリンター「bizhub C71cf」を実演。

 

「プルーフ・CMSゾーン」では、コニカミノルタ・プルーフソリューションを提案する。新製品としては、自動スキャン分光測色計「FDー9」などを出展する。

 

 

【主な出展製品】

デジタルプレスゾーン

 

「JETVarnish 3DS」+「iFOIL-S」

「JETVarnish 3DS」+「iFOIL-S」

次世代デジタルプレス
▽B2インクジェット印刷機「KM‐1」(2016年春発売予定・新製品)
オフセット印刷同等の高画質、高い色再現性を有する。前処理なしで多様な用紙に印刷可能で、パッケージまで対応可能な紙厚0・06‐0・6ミリ(片面)が印刷可能、標準B2より大きい最大用紙サイズ585×750ミリまで対応。

 

トナータイプデジタルプレス
▽「bizhub PRESS C1100」+三方断裁機「SD‐513(参考出品)」
「bizhub PRESS C1100」は、クラス最高の生産性と安定した印刷品質を誇り、8時間連続運転耐久テストでそれを実証(100枚出力機ごとに抜き取り測色、トンボ位置を確認)した。
▽「bizhub PRESS C71hc」(2015年7月発売・新製品)
同機は同社独自開発の「ハイクロマトナー(高彩度トナー)」を採用し、RGBの色空間に近い色再現を可能にしつつ、CMYK色領域の再現性を向上させる。
▽A3インクジェットUVニスコーター「JETVarnish 3DS」(参考出品)、JETVarnish 3DS箔押しオプション「iFOIL‐S」(参考出品)
MGI社製インクジェットUVニスコーターで、スポットUVコート・エンボス箔押しのデジタルソリューションを見せる。トナータイプデジタル印刷機と相性が良いA3サイズである。

 

ワークフローソリューション
▽印刷集中管理システム「Printgroove POD Queue」
▽PDF面付、JOB管理ソフト「Printgroove JT‐Man」(新製品)

 

ラベル・パッケージゾーン
▽オンデマンドラベルプリンター「bizhub PRESS C71cf」(2016年春発売予定・新製品)
コニカミノルタとミヤコシが共同開発したオンデマンドラベルプリンター。コンセプトは、小ロットサンプルから生産までこなせるコンパクトハイパフォーマンスラベルプリンターである。

 

プルーフ・CMSゾーン
コニカミノルタ プルーフソリューション
▽プルーファー「Falbard AQUA」+プルーフマスター&EPSON
▽クラウド印刷色管理システム「Webcolor Pro」
▽自動スキャン分光測色計「FD‐9」(新製品)
▽ジャパンカラー測色ソフトウェアソリューション

 

 

説明会の冒頭、同社営業本部副本部長兼マーケティング本部副本部長の荒井純一執行役員があいさつしてこう述べた。

「デジタル印刷が市場に現れてからおよそ20年。その間、画期的な印刷技術ということで市場に広がってきた。当初、アナログ印刷に代わるものとして小ロット、短納期、可変印刷という観点から市場を席巻するのではないかと言われていた時期もあった。その一方、印刷技術というものは長年蓄積されたノウハウの賜物であり、現在のところはアナログ印刷とデジタル印刷が、あるところで棲み分けを行ってきているのではないか。

 

デジタルとアナログといった2つのベクトルで話をされていたものが、ここ10年、デジタルの意味がデジタル印刷とデジタルメディアに、いわゆる紙かITかというところで軸が変わって語られることが非常に多くなった。

 

デジタル印刷自体もアナログ印刷をどう置き換えて行くか、どう新たに付加価値を乗せて行くかという観点だけでなく、ITメディアとどう関わっていくのかが考えられる。デジタル化がさらに進んでいくことは必須である。デジタル印刷がデジタルメディアとどう対抗するか、共存するかが大きなポイントとなり今後考えて行かねばならない。

 

そのような潮流のなかで、私どもコニカミノルタはIGASにおいて、デジタル印刷のさらなる進化『Next Stage ‐Power of Digital Printing‐』ということで、今後どのような方向に進むべきなのかということをさまざまな商品群で紹介させていただきたい。

 

デジタル印刷に関する大きな方向性として2つある。

1つはやはりデジタル印刷の技術が進んで、本当の意味での生産機ということで印刷のベーシックな部分をカバーし得るようになってきたという方向性と、2つ目はITメディアとの関わりでとのような価値を持つのかという、すなわち紙ならではの価値はどういうことなのか、ITメディアと共存する姿、対抗する姿として、お客様に訴求していく方法があるのか、ある意味の業容拡大という観点で商品群を示したい。そこで今回は新たな技術としてインクジェット、さらには後加工などを組み合わせたところで、印刷業界の皆様に新たな提案を示すことができれば幸いである」

 

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