2015年09月04日

㈱文星閣(本社・東京都大田区久が原2の12の12、奥継雄社長)は8月31日、同社久が原工場で「水なしH-UV印刷導入発表内覧会」を開いた。

この内覧会では、インキの改良に携わった東洋インキ㈱、プレートの改良に携わった東レ㈱とともに研究を重ね、現段階での最高品質の水なしH-UV印刷を実現した同社の技術について、デモンストレーションを通して紹介した。

 
同社が確立させた水なしH-UV印刷技術は、これまでの水なしUV印刷で発生していたコート紙でのピッキング、汚れ、ゴミ付きなどのトラブルを抑え、また通し枚数や絵柄、紙種を選ばずに印刷することができる。
インキ面からのアプローチとしては、水なし版の非画線部との反発性をより持たせてインキ自体に地汚れ耐性を持たせた上、転移性・着肉性を良くし、かつ補助剤の使用を抑えられるようにした。

水なしH-UV印刷技術に多くの来場者が関心を寄せた

水なしH-UV印刷技術に多くの来場者が関心を寄せた

プレート面からのアプローチとしては、版面温度範囲を拡大したことで非画線部表面のシリコン層がしっかりとインキを弾く、新製品のUV印刷対応CTPサーマルプレート「東レ水なし平版 TAC-GU8」を採用している。

 

デモンストレーションでは㈱小森コーポレーション製の菊全判4色機「リスロン40」にH-UVシステムを後付け搭載したモデルを使い、版の装着からコート紙への2000枚の連続印刷を行い、印刷品質・即乾性・光沢感・ロングラン適性などを示した。

 

 

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