2015年09月01日

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スマホの活用による体調管理を実証実験

 凸版印刷は、日本大学文理学部の松本恵准教授とともに、スマートフォンを活用した食事によるアスリートのコンディショニング(体調管理)に関する実証実験を2015年7月下旬から実施した。

 

 アスリートにとって食事は、からだづくりのための栄養素摂取であることはもちろん、コンディション(体調)を整えるためにも重要な要素となる。近年、日本国内においてもスポーツ栄養学が普及し、アスリートのための栄養サポートが充実してきたが、トップアスリートを除く多くのアスリートやスポーツ愛好者は、自身の食事やコンディションを整えるための知識、サポートを得る機会が不足しているといわれている。

 

 凸版印刷と日本大学は、スポーツの競技特性やアスリートの身体特性から導き出される、栄養摂取目安のロジックの開発に着手した。アスリートがスマートフォンで食事を記録することで、簡易的に自身の栄養摂取状況がコンディショニングのために適しているかどうかを確認し、サポートを得ることのできるシステムを開発した。より多くのアスリートやスポーツ愛好者が、手軽に栄養サポートを受けられるサービスの開発に向け、同システムがアスリートのコンディショニングに与える影響についてデモ版アプリケーション(デモアプリ)を使用した実証実験を行った。

 

 日本大学の運動部に所属する学生を対象に、7月下旬から約1カ月間、調査・実験を実施。この実験では、学生アスリートが自分の身長、年齢、性別、体重を入力し、競技特性や運動量等に応じて、バランスよく必要な栄養がとれているか、食事に関する情報収集を行う。被験者はスマートフォンで毎日の食事をデモアプリに登録し、アスリートのコンディショニングに重要な複数種類の栄養素(エネルギー、タンパク質、炭水化物、鉄、ビタミン等)の摂取量を確認した。被験者の行動変容に関しても調査した。

 

 凸版印刷は、プロジェクト管理、ロジック開発、システム・アプリケーションの開発を、日本大学は、ロジック開発監修、被験者の募集と管理、調査・実験の実施とデータ解析を担当。

 凸版印刷と日本大学は、この実証実験の成果を踏まえ、2015年秋以降、食事によるアスリートのコンディショニングサポートシステムを開発し、2016年以降のサービス提供開始を目指す。

 

 

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