2015年08月06日

 博報堂DYホールディングスが8月5日発表した平成28年3月期第1四半期決算短信によると、国内広告市場は、4月、5月と2カ月連続で前年を上回るなど、堅調な滑り出しとなった。このような環境下、同社グループは、平成31年3月期を最終年度とする中期経営計画に則り、積極的な事業展開を継続した。この結果、売上高は2663億29百万円と前年同期比2.6%の増収となった。

 

 同期の売上高を種目別に見ると、4マスメディアでは、前年同期に好調だったテレビの反動減があり、新聞、雑誌、ラジオも低調に推移した。その結果、4マスメディア取引合計は前年同期を下回った。一方、4マスメディア以外では、インターネットメディアを中心にすべての種目で伸び、4マスメディア以外取引合計は前年同期を上回った。

 
 売上高を得意先業種別に見ると、幅広い業種で前年同期を上回っているが、主な増加業種としては、「外食・各種サービス」「情報・通信」「薬品・医療用品」、また、主な減少業種しては、「飲料・嗜好品」「不動産・住宅設備」「食品」となっている。

 
 売上総利益に関しては、同社グループ全体での収益性向上のためのさまざまな取り組みを継続した結果、前年同期より39億96百万円増加し、484億66百万円(同9.0%増加)となった。販売費及び一般管理費は、M&Aによる体制強化および戦略的費用投下を行った結果、9.7%増加となり、その結果、営業利益は60億14百万円(同4.2%増加)、経常利益は67億70百万円(同7.5%増加)と、いずれも増益となった。

 

 これに特別利益の2億11百万円(同29.7%減少)及び特別損失の2億83百万円(同58.7%増加)を加味した税金等調整前四半期純利益は66億98百万円(同4.3%増加)となり、純利益は29億76百万円(同7.3%増加)となった。

 

 

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