2015年07月31日

大日本印刷(DNP)は、全国各地の地域活性化を支援するアプリケーション(アプリ)を短期間かつ低コストで作成し、管理できるシステムを慶應義塾大学SFC研究所(小川克彦所長)の「場づくりマーケティング・コンソーシアム(玉村雅敏代表)」の研究・企画に基づき、開発した。
第一弾として、同システムで作成されたアプリが、慶應義塾大学SFC研究所、富士吉田市、一般財団法人・富士吉田みんなの貯金箱財団、富士吉田市地域おこし協力隊が推進する「富士山じかんプロジェクト」で利用する「富士山じかんアプリ2.0」として採用された。

 

「富士山じかん」 http://fujisan.sfc.keio.ac.jp/

 

DNPは、慶應義塾大学SFC研究所「場づくりマーケティング・コンソーシアム」に参画している。同コンソーシアムでは、「場」について、多様な事業者が直接的なコミュニケーションを行う空間であり、価値を共創し増幅させるプラットフォームであると捉えている。そして、自治体や団体が地域の魅力や価値を高めるための「場」、企業が社会貢献や地域活動、生活者とのコミュニケーションを行う「場」に着目し、これらの「場」をつくることを1つのマーケティング戦略として捉え、実践に向けた研究活動を行っている。
DNPは、同コンソーシアムの研究参加者とともに推進して来た調査研究や試行実験等に基づき共同開発された研究成果をもとに、SFC研究所の監修のもと、観光スポットのおすすめコースやイベントの紹介など、地域の魅力や資源を発信して、街を訪れる生活者(来街者)の“まちなか回遊”を促進するアプリを作成・管理するシステムを開発した。

 
同システムは、地域活性化を支援するための各種機能をパッケージ化したクラウド型のサービスのため、導入する自治体やまちづくり事業者などは、短期間かつ低コストでアプリを作成することができる。また、来街者の属性や行動などをデータとして収集・分析し、地域活性化につながるマーケティング活動に活かすことができる。

 

 

アプリの主な機能は次の通り。
多様な検索機能=現在地や目的地、おすすめのコースから観光スポットを検索できる

お気に入り=好きなスポット・気になった写真は「お気に入り」に登録して管理できる

イベント紹介=地域にまつわる祭や歴史ある年中行事、文化や自然に親しむイベントなどを紹介する

避難場所=災害時などは、オフライン環境でも、一次・二次避難場所等を表示できる

スタンプラリー=来街者と地域住民のコミュニケーションを促すスタンプラリーができる

Beacon配信=街の各所に設置したBeacon(発信機)ごとに、最適な個別情報を配信する

Push配信=アプリを起動していなくても、各種情報を来街者に通知することができます

多言語対応=訪日外国人などに向けて、英語表記にも対応している

CMS=システムを導入した事業者自身がコンテンツを管理・更新できるCMS(Content Management System)環境を整備している

データ収集・分析=各種情報へのアクセスログによって、来街者の属性や、街のどこに行ったかという回遊データが取得できる

 

 

 

 

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