2023年11月01日

ハイデル・フォーラム21(=HDF21、福田浩志会長・㈱ウエマツ社長)は10月31日、東京・港のグランドニッコー東京台場で「第26回全国大会・高付加価値セミナー」を開催した。

たくさんの来場者が会場に訪れた今回の高付加価値セミナーでは、①HDF21の第27期事業報告と第28期事業計画、②百年コンサルティング㈱の鈴木貴博代表取締役による「コロナだけではない。2020年代日本にこれからおきること」を演題とした講演、③明治大学文学部の齋藤孝教授による「デジタル化時代におけるコミュニケーション力」を演題とした講演--が行われた。

 

福田会長

福田会長

会の冒頭、あいさつに立った同会の福田会長は「製造業の現場での人手不足が、昨今は大きな問題となっている。ハイデルベルグではこのような事態に対して、Push to StopによるOEE・生産効率向上を提案している。生産時間が短くなるので、人手不足解消への貢献があると思うが、印刷機の自動化だけではもはや人手不足を解消することは難しく、工場全体で省人化やロボットの採用などをしないと、今後は対処できないだろう。また、生成AIの活用が印刷業界でどれくらい影響を与えるのかも注視・対処しなければならない。さまざまな変革の実践を待ったなしでやらないといけない。情報は待っているだけではなく、自ら取りにいかなければ手に入らない。また、その情報を経営層だけではなく多くの社員と共有することが、企業の永続性を高めることになる。HDF21の会員各社は、そのような点で業界内でも意識の高い集団だと確信している。ぜひ、本日のセミナーで学び、そして懇親会でコミュニケーション・交流をして、経営に役立つ情報を持ち帰ってもらいたい」と開催意義を語った。

 

バウアー社長

バウアー社長

また、同会の副会長を務めるハイデルベルグ・ジャパン㈱のヨルグ・バウアー社長は「本日の最初の講演では、AIが私たちの仕事を今後ますます強力にサポートしてくれるということ。後半の講演では、状況に応じた効果的なコミュニケーションの方法を選ぶことの大切さをあらためて学んだ。ハイデルベルグでは、すでにデータ分析・予測について、AI機能を活用することで効率化を図っているが、さらに高度なAI技術によってさらなる生産性向上が期待できるだろう。しかし、ビジネスの方向性を定め、結論を出し、時に厳しい決断を下すのは、AIではなく私たち自身にしかすることができない。また、デジタルトランスフォーメーションを実現させるためのリーダーシップをとること、そして組織内だけではなくお客さまとのコミュニケーションにおけるベンチマークを設定するのも、リーダーの役目であり、2つの講演内容を兼備することが求められる。また、話は変わるが、来年はdrupaが開かれる。世界の中の最新テクノロジーやイノベーション、業界最大のコミュニケーションやネットワークイベントが集結する。我々も視察ツアーを催行するので、ぜひ参加していただいて大いにコミュニケーションをとりましょう」と述べた。

 

 

 

 

 

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