小森コーポレーション（東京都墨田区、持田訓社長)（KOMORI）は10月12日、プリンテッド・エレクトロニクス（PE）に関する要素技術の開発のため、つくばプラント内にPE要素技術開発センター(PEDEC)を設立したと発表した。
 

高水準の洗浄環境が要求されるクラス1000対応のクリーンエリアや基礎的な解析機器を完備したPEDEC

KOMORIはプリンテッド・エレクトロニクス（PE）事業を成長事業として位置付けている。PEDECは、エレクトロニクス業界の急速な進化に対応するため、要素技術の開発基盤を整え、技術競争力を確立することを目的として設立された。

施設内には高水準の洗浄環境が要求されるクラス1000対応のクリーンエリアや、基礎的な解析機器が完備されている。先端印刷のエレクロトニクス分野への応用開発を行う環境が整っている。今後は当社の要素技術開発に加え、パートナー企業との共同開発や産学連携によるオープンイノベーションを推進する場として当センターを活用し、PE技術の可能性を追求していく。