2023年10月18日

TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN㈱(東京都文京区、齊藤昌典社長)は、北海道委託事業「NFT(デジタル画像)を活用した周遊促進事業委託業務」を実施する。具体的には、道内に点在する世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産および関連資産を周遊することで、オリジナルの訪問記念NFTが入手できるデジタルスタンプラリー「縄文×NFT デジタルスタンプラリー(縄Nラリー)」を2023年10月13日から開始した。
 

 来訪者は遺跡群に設置されたQRコードを読み取ることで、遺跡と関連したデザインのNFTが入手できる。また、取得したNFTを遺跡周辺の協賛施設で提示すると利用できる特典も付与される。これにより、遺跡群への誘客・周遊の活性化と同時に、地域のさらなる賑わい創出を目指す。
 

道内には世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産および関連資産が計7遺跡存在している。遺跡がある自治体は観光客の誘致に取り組んでいる。その遺跡同士の周遊を促すことで、それらの取り組みを加速させることを目指して「縄Nラリー」を実施する。また、遺跡群に関心の高い観光客はもちろん、これまで関心が少なかった若年層や、初めて訪れる人など、これまで以上に幅広い層に遺跡群の魅力を認知してもらうべく、若年層を中心に注目を集めているNFTを活用したデジタルスタンプラリー形式でイベントを開催する。
 

 同時に、同イベント参加者の属性情報やNFT収集経路を分析することで、観光客への効果的な情報発信や、最適な集客施策の立案につなげていく。同キャンペーンにおけるNFTは、NFT発行サービス「ProofX」を活用し、NFTウォレットには、「UPBOND Wallet」を採用している。
 
 

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