2015年07月28日

日本政府観光局(JNTO)の7月22日の発表によると、2015年上半期の訪日外客数は累計、前年同期比46%増の914万人に達し、これまで過去最高であった2014年上半期の訪日外客数626万人を288万人余り上回った。6月の訪日外客数は、前年同月比51.8%増の160万2千人で、これまで6月として過去最高だった昨年の105万6千人を約54万7千人上回った。

 
上半期の訪日外客数が過去最高を記録した市場は、韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン。
これに対し出国日本人は上半期前年同期比7.8%減の118万9000人だった。

 
6月の増加要因は、夏休みシーズンの開始と継続的な訪日旅行プロモーションの展開に加え、かねてからの円安傾向、航空路線の拡大、クルーズ船の大幅な寄港増加、また近年の査証免除や要件緩和、昨年10月からの消費税免税制度の拡充などとしている。

 
市場別では、中国が全市場を通じて単月最高となる46万2千人に達し、米国は欧米豪市場で初めて単月10万人を超えた。その他にも台湾、香港が単月として過去最高、インドネシア、英国、ロシアを除く17市場が6月としての過去最高を記録した。 中東呼吸器症候群(MERS)の影響が懸念された韓国市場については、前年同期比21.2%増と伸び率が大きく鈍化したものの、6月の数値としては過去最高の25万2千人となった。

 
7月は、年間を通じて最も訪日外客数が多い月であるとともにに、今年は東アジアから40隻以上のクルーズ船の寄港が予定されているほか、7月28日から8月8日まで山口市きらら浜でボーイスカウトの世界大会である第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)が開催予定であり、海外から2万5千人以上の参加が見込まれるなど、大きな上乗せ要因があることから、訪日外客数のさらなる増加が期待されている。

 
※6月のアジア、豪州・北米、欧州の国別状況については2015年8月1日(土)掲載

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