2023年09月28日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、広川勝士社長)は9月14・15日の両日、同社本社で、「省エネ補助金セミナー&RMGT970モデル内覧会」を開催した。

 

P1010290今回の内覧会でデモンストレーションを披露したRMGT970モデルは、新しい発想を採り入れた省エネ・コンパクト設計の印刷機。

最大紙寸法650×965㍉をカバーする菊全ジャストサイズモデルで、しかもパッケージ印刷で多用されるK判用紙にも対応する。

そのデモンストレーションでは、省エネ・省スペース(同社製菊全判従来機比:消費電力が約34%減、刷版コストが約20%減、設置スペースが約30%減)といった基本性能に加え、印刷品質管理システム「PQS-D」と連動したスマートアシストプリンティングによる自動化・省力化・スキルレス化と印刷オペレーターの負荷低減などについて、来場者にアピールした。

 

また、そのデモンストレーションに先立ち、東テク㈱(本社・東京都中央区)による「国庫補助金を活用した工場・事業場の省エネルギー化事業の支援セミナー」を開講した。

このセミナーでは、省エネ補助金の概要、令和4年度補正予算(令和5年度)の採択結果や来年度の見通し、申請に必要な準備や実際の申請案件を使った省エネ計算の実例の紹介などを行い、聴講者に省エネ補助金および申請のポイントを示した。

 

RMGT970のデモンストレーションでは、両面兼用LED-UV8色機「RMGT970PF-8+LED-UV+PQS-D(I+C+R)」で2ジョブの自動運転を行った。

自動運転では、印刷品質管理システム「PQS-D」と連動して画面からのワンタッチ操作だけでインキプリセットからブランケット洗浄、刷版交換、テスト刷り、見当調整、濃度調整、本刷りまで、複数ジョブの自動連続運転が行える機能「スマートアシストプリンティング」による自動化機能を使用。

また、RMGT稼働管理システム「プレスインフォメーションクラウド」および「プレスインフォメーションエッジ」をネットワークでつなぎ、表4色/裏4色のLED-UVワンパス両面即乾印刷を行った。

 

DSC_21481つ目のジョブでは「スマートアシストプリンティング」の「標準アシストモード」を使用。

品質検査、濃度調整、見当合わせを印刷オペレーターが用紙を抜き取らずに機械が自動で行って本刷りまで行った。

2つ目のジョブでは「セミアシストモード」を使用。

印刷オペレーターによる品質確認をとくに重視する仕事のケースを想定し、試し刷り後に給紙を停止させ、印刷オペレーターによる濃度や見当などの手動調整、キズなどの確認を経て、効率的に本刷りへ移行する流れを示した。

 

LED-UV印刷については、即乾による短納期対応、パウダーレス、すぐれた耐摩耗性・耐久性、インキを吸収しない特殊原反へも印刷可能といったメリットが示された。

また、LED-UV印刷のさらなるメリットとして、印刷オペレーターが印刷作業だけに集中できるようになること、印刷機周辺のスペースを有効活用できること、こすれやスプレーパウダーのボタ落ちなどの事故が少なくなること、ドライダウンがほとんどないので印刷直後に色味の判断が可能なことも紹介された。

 

そのほかにデモンストレーションで、自動搬送ロボット(AGV)の「Nipper」による次工程への紙の自動搬送も行い、工程間の省力化についての提案も行われた。

 

 

 

 

 

 

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