2015年07月27日

日本経済新聞社(岡田直敏社長)は7月23日、英国の有力経済紙「フィナンシャル・タイムズ」(FT)を発行するフィナンシャル・タイムズ・グループを100%買収することで同社の親会社・英ピアソンと合意した。買収価格は8億4400万ポンド(約1600億円)。メディアブランドとして世界屈指の価値を持つFTグループを日経グループに組み入れ、グローバル報道の充実とデジタル事業など成長戦略の推進につなげる。

 
ピアソンが23日開いた取締役会で了承した。買収価格はFTから引き継ぐ現金(1900万ポンド)を含む総額で、日経が支払う価格は8億2500万ポンドとなる。
FTの創刊は1888年。世界有数の経済・ビジネスメディアとして影響力を誇る。日経はアジアを中心とするグローバル情報の発信に注力。両社は記者、編集者をはじめとする人的資源や報道機関としての伝統・知見を持ちより、世界に例のない強力な経済メディアとしての進化を目指す。

 
FTはデジタル化の流れにもすばやく対応し、現在ではデジタル版の有料読者が約80万人と全体の約70%を占める。日経は電子版の有料読者が43万人を超えた。経済・ビジネス情報はデジタル時代に成長が期待できる分野であるとして、両社の顧客基盤を活用してさまざまなデジタル事業に取り組む。

 

 

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