2015年07月27日

共同印刷は、独自技術で開発した機能性フィルムを、汎用のシーラントフィルムとしてフィルムコンバーターなどに向けて販売する。第一弾として、吸湿・吸着機能材料「モイストキャッチ」の汎用シーラントフィルム「モイストキャッチCZ」を、2015年8月に発売する。
モイストキャッチは、乾燥剤を使わずにパッケージ内部を長期間低湿度に保つことができる吸湿・吸着機能材料で、誤飲のリスクがない点や充填作業が不要で生産性が高い点が評価され、2004年の開発以来、医薬品を中心に順調に採用が進んでいる。
同社は、モイストキャッチの開発で得た、機能性成分を高い濃度で樹脂に含有させる独自技術を応用し、さまざまな特性を持つ高機能フィルムを開発して事業を拡大してきた。こうした実績やノウハウを活用し、機能性フィルムの汎用シーラントフィルムを広くフィルムコンバーターにも販売することで、さらなる市場拡大を図る。
第一弾は、2015年8月に発売する、モイストキャッチの汎用シーラントフィルム「モイストキャッチCZ」。吸湿機能の高さが特徴で、通常のシーラントフィルムと同様にラミネートやヒートシールなどの加工が可能。乾燥剤を用いることなくパッケージ内を低湿度に保つため、薬剤の加水分解などの劣化を防ぎ、薬剤の安定性向上や製品寿命の延長に貢献する。
モイストキャッチCZをはじめとする高機能フィルムの製造は、医薬品の製造基準であるGMP基準を取り入れた高水準の管理基準と衛生環境、さらに先端製造設備を備えた同社の守谷第二工場で行う。
今後は、モイストキャッチ汎用シーラントフィルムのスペックを拡充するとともに、他の機能性フィルムにおいても汎用シリーズを展開し、2018年度に5億円の売上をめざす。

 
新たな高機能フィルムの開発も進め、機能性フィルム事業の拡大に取り組む。

 

 

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