2023年07月25日

㈱リコー(本社・東京都大田区、大山晃社長)は8月9日から、カラープロダクションプリンターの新製品「RICOH Pro C9500」を発売する。

 

RICOH Pro C9500

RICOH Pro C9500

この「RICOH Pro C9500」は、商業印刷領域での多様化するニーズに応えるため、用紙対応力と自働化・効率化機能を強化したフラッグシップモデルとなる。

世界中の印刷市場で好評を博している「RICOH Pro C9210/C9200」の後継機に位置づけられ、トナー印刷特有のガサつきを抑えた高画質と高速印刷スピード(最大毎分135ページ:A4横)、連続稼働時の高い安定性が特徴。

今回、新たに採用した摺動(しゅうどう)定着方式により、厚紙や凹凸紙に加え、最薄40㌘/平方㍍の薄紙にも対応可能となった。

さらに、商業印刷の現場の業務効率化のために新たに開発した本体の制御システム「RICOH GC OS」により、さまざまな用紙の設定や調整、機器の利用状況やメンテナンスの管理に特別なスキルが不要となることで、現場のDXを支援する。

 

また今秋には、同社の品質調整/管理技術である「Inline Quality Control Technology(IQCT)」を強化した有償オプション「IQCT拡張ユニット」の発売も予定している。

この拡張ユニットを「RICOH Pro C9500」に装着すると、印刷中の色の調整・安定化やモニタリングに加え、画像品質検査、画像位置ズレを検査する表裏見当検査、色の変動を検査する色変動検査を自働で行うことができる。

従来は印刷オペレーターが目視で行っていたこれらの3分類の検査が自働化されることで、属人的で作業負荷の高かった色調整業務や検品業務の効率化、省人化が可能となる。

 

「RICOH Pro C9500」の主な特徴は次のとおり。

1.さまざまな用紙への対応力強化と印刷品質を改良

▽最厚470㌘/平方㍍(厚み0.6㍉)の厚紙対応力や凹凸紙対応力に加え、新たに採用した摺動定着方式により最薄40㌘/平方㍍の薄紙にも対応可能。

▽薄手のコート紙や合成紙、封筒などへの印刷品質をさらに改良したことで、電子写真方式で最高クラスの用紙対応レンジを実現。

▽給排紙オプションの拡充により、長さ960㍉までの長尺用紙の連続給排紙が可能。

 

2.商業印刷の現場の業務効率化のために新たに開発した「RICOH GC OS」を搭載

▽多彩な用紙の設定や調整、管理の操作が容易に。

▽機器の利用状況や設定変更などのイベントを時系列で確認できるタイムライン機能により、勤務交代時などの印刷オペレーター間での情報共有を円滑にサポート。

▽印刷機本体にPCやタブレットからWebブラウザ経由でアクセスし、遠隔で設定操作が可能。印刷オペレーターが複数の業務をこなす多能工な環境でも、マシンの前への移動時間を少なくして業務効率化を支援。

 

3.検品や調整作業の自働化を実現するオプション「IQCT拡張ユニット」も対応予定

▽インラインでの品質調整/管理技術である「IQCT」を強化するオプション「IQCT拡張ユニット」を2023年秋に発売予定。このオプションは、印刷物の生産において重要な3分類の検品作業や印刷中の色の安定化や監視を自働に行うことが可能。

※IQCT拡張ユニットの機能

・印刷物の汚れやスジなどの品質不良を検査する画像品質検査(検査のマスターはRIPデータをベースに自動で生成するので、1ページずつ絵柄の違う印刷データでも事前の見本刷りや登録が不要で検査が可能。印刷物内に可変の情報があっても検査対象外にすることなく画像品質の検査ができる)

・印刷物の表と裏の画像位置ズレ(見当ズレ)を検査する表裏見当検査

・印刷物の色の変動を検査する色変動検査

・印刷中の色変動を実画像から抽出しリアルタイムに色調整/安定化

・印刷中の色変動の状況をモニター機能で可視化

 

 

 

 

 

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