2023年06月21日

日本オフセット輪転印刷協議会(西川誠一会長)は6月16日午後5時から香川県琴平町の「紅梅亭」で第42期定時総会を開き、同期事業報告並びに収支決算承認の件、第43期事業計画案並びに収支予算案承認の件などを審議し、いずれも原案どおり承認した。なお総会は本人出席20社、委任状提出36社計56社。協議会会員64社の過半数を超え成立した。総会に先だち小松印刷グループ(小松秀敏社長)の本社工場(高松市香南町)・綾川工場(綾歌郡綾川町)を訪れ、最新の省人・省力設備、手入れの行き届いた設備の稼働状況を視察した。

 

小松印刷グループの工場を見学した

小松印刷グループの工場見学も実施した

工場見学では初めに小松義彦会長の歓迎のことばがあった

工場見学では初めに小松義彦会長の歓迎のことばがあった

 

同協議会は新年度、「アフターコロナ」を念頭に、各事業をコロナ前の状態に戻し、かつ時機に合わせた行事を計画・運営していく。
SDGsや脱炭素化への取り組みなど、中・長期にわたる経営課題にも取り組まなければならない社会的責任もクローズアップされるなか、各種事業の運営を通じて会員同士の交流の場、情報共有の場を提供し、事業テーマである「変化への挑戦」の流れを加速させ、オフ輪印刷に携わることの意義と協調の絆を深めていく。また、全国の会員にタイムリーな情報を届けて、共有するためホームページを開設するなど、電子的な手段を活用した情報インフラ整備にも取り組む。
主な実施事業は次の8項目。
①「新年会行事」「会員交流会」の開催②実務者向け見学会、研修会、講演会等の開催③企業経営に役立つ経営・営業・技術・企画・財務等に関する情報提供④会報「オフ輪ニュース」の発行⑤関連調査資料の配布⑥印刷関連業界及び各種団体との交流⑦ホームページの開設⑧新規会員の加入促進

 

 

西川誠一会長

西川誠一会長

総会の冒頭、西川会長は要旨次のとおりあいさつした。

 

「午後1時過ぎから工場見学ということで、長時間に渡り、お疲れ様。お忙しい中、リアルな総会をお声がけしたところ、多数お集まりいただいた。小松印刷様にはこれだけの人数の見学をお引き受けいただき、感謝申し上げる。
総会に先立ち、最近の思いを一言だけお話ししたい。
 

コロナが明けて、インバウンドも戻ってきて、世の中が活況を呈してきた。印刷業界は、決して、そうではなく、コロナのせいもあってマーケットは縮小の勢いを強めたような気がしている。そんな中で日本オフセット輪転印刷協議会は、『オフセット』という言葉、それから『輪転』という 言葉、この2つが我々の会の 存続意義に大きく関わっている。世の中、デジタル化する中で、輪転でもオフセットではない『輪転』とか、印刷物も『オフセット』に限らず電子的な方法で印刷する術がたくさん出てきた。そんな中でオフセット輪転印刷協議会の存続意義を問う、大事な岐路に立たされているような気がしている。オフ輪という機械を持った方々の集まりではあるが、共に学ぶ場ができたらいい。そういう1つのきっかけになれば、この会の存続意義っていうのはそれなりにあるのかなという気もしている。
 
自分が会長になってコロナで3年間、一体何をしてたんだと言われると、非常に辛いが、実は10年以上も前から情報共有をしよう、情報発信をしようということで、いつも目的の中、活動の中にはそういうものが入ってたが、行動が限られていた。

 
先ほど言ったような新しい経営課題への対応とか、今、会員数がこれだけ減ったが、そんな中で、真のお付き合いができる、本当に役に立つ会にするためには、もう一度、原点に戻って、情報共有のあり方とか、新しい情報発信、これは、会の中だけではなくて、もうちょっと外に向けて、この会をPRする機会、この会の存在を知っていただくことで、この会にご興味を持っていただくとか、そういう活動もしていけたらいいのかなと思っている。オフ輪協のホームページを立ち上げたいということで、先般、理事の間で話し合いをして、公式のホームページを立ち上げるべく準備を進めていきたい。これからご審議いただく中にも若干の予算計上をさせていただいている。ご意見等あればお聞かせ願えれば幸いだ。
 

情報共有、情報発信そういったものを、新しい電子媒体を通して進めることで皆さんとの協調の輪を広げていきたい。それと、コロナもそうだが、従業員の働くことへの価値観の変化、経営者を取り巻くマネージメントの環境の変化、そういったものが、色々とある中で、オフ輪協として、同じテーブルで議論し合えるような、そういった輪ができたらいい。行事の時だけ集まるということではなくて、日頃からオフ輪協の活動を通して、皆様に色々と勉強をしていただく、そんな流れができたらいい。
 
総会の後、楽しい懇親会が待っている。皆様のご協力で、滞りなく総会が進むことをお願い申し上げ、あいさつとさせていただく」

 

総会終了後の懇親会は西川会長の発声で乾杯。
親睦を深めるなか、小宮山貴史副会長の「経営層のリスキリングの場を提供していけるよう努めたい」とのことばで閉会した。

 
 

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