2023年06月13日

㈱高速オフセット(本社・大阪府大阪市北区、橋本伸一社長)では、㈱TBM(本社・東京都千代田区、山﨑敦義社長)が提供している石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」を枚葉オフセット水なしUV印刷機とオンデマンド機の双方でテスト印刷を完了し、6月から「LIMEX Sheet」での印刷の取り扱いを開始した。

 

d90597-39-948ebbc47509d6188426-0同社では、環境配慮紙などの地球にやさしい用紙を使った印刷に関する問い合わせが増えていることから、発注者が自社に合った素材を選ぶための選択肢を増やすため、「LIMEX Sheet」の取り扱いを開始した。

その取り扱いを開始するにあたり、保有する印刷機での印刷テストを実施。

小ロット対応のオンデマンド機「AccurioPress C4080」に加え、大ロットにも対応する三菱重工製の枚葉オフセット四六全判4色機「DAIYA-404」での対応を実現した。

 

 

同社の印刷機群による「LIMEX Sheet」への印刷における特徴は次のとおり。

▽石灰石からできた新素材「LIMEX Sheet」の利用(対応機:枚葉オフセット印刷機およびオンデマンド機)

日本の地質学上、石油や水質源と比べて豊富な、石灰石を主原料とするLIMEX。

そんな日本国内でも調達がしやすい石灰石を使用しており、ほかの用紙と比較してその製造時に使用する水を約97%削減できる素材となる。

また、紙と比べて耐久性・耐水性にすぐれており、紙では対応できなかった場面での代替として活用できる。

▽廃液を出さない環境にやさしい水なし印刷で印刷が可能(対応機:枚葉オフセット印刷機)

一般的に行われている「水ありオフセット印刷」は、文字通り印刷工程において水を使用しており、その水が油をはじく性質を利用することで、色を載せない部分にはインキが付着しないようにして、印刷を行っている。

一方の「水なし印刷」は、刷版の版材がインキをはじくという特性を利用し、色を載せない部分は版材のシリコン層によってインキが付着しないようにすることから、水をまったく使用せずに印刷することを可能としている。

そのため、廃液を出さない環境にやさしい印刷方式とされている。

同社の枚葉オフセット印刷機では、「LIMEX Sheet」への印刷においても水なし印刷に対応しており、より環境に配慮した印刷が可能となる。

▽カーボンオフセット印刷に対応(対応機:枚葉オフセット印刷機)

カーボンオフセットとは、水なし印刷によるVOC(揮発性有機化合物)削減とカーボンオフセットによる二酸化炭素排出量の削減(相殺)のミックスによる、環境に貢献できる取り組み。

同社では「LIMEX Sheet」×カーボンオフセット印刷にも対応が可能となっている。

 

 

 

 

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