プリントネット㈱（本社・鹿児島県鹿児島市）は、経営体制をよりいっそう強化するため、執行体制の変更を行った。

代表取締役社長の小田原洋一氏が代表取締役会長兼社長となり、執行役員社長に鈴木崇之氏が就任した。

鈴木執行役員社長は、１９７２年生の５０歳。

１９９１年に㈱スズコウに入社後、１９９６年８月に 同社専務取締役、１９９７年８月に同社代表取締役就任。

２００８年８月に芳野マシナリー㈱に入社して取締役営業本部長に就任。

２０１４年１月に富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ㈱（現・富士フイルムグラフィックソリューションズ㈱）に入社、２０１９年４月に同社デジタルソリューション営業部課長に就任。

２０２３年４月にプリントネットに入社して執行役員社長就任した。

プリントネットでは２０２２年８月期から調剤薬局などの新規事業への進出を果たしている。

本業のネット印刷通信販売事業においても売上高がコロナ禍以前の水準に回復しており、業績は順調に推移している。

そのため、今後のさらなる事業拡大を見すえ、役員含む社内体制の強化が課題になるという考えから、今回の執行体制変更にいたった。

今回の鈴木氏の執行役員社長就任については、印刷会社および製本会社の経営に携わった経験を持ち、印刷業界に関する幅広い知識を有していることから、これまで培ってきたノウハウや人脈を活かすことで、さらなる事業発展につながると判断し、取締役会において執行役員社長への選任が決議された。