2015年07月16日

電子出版制作・流通協議会(電流協)技術委員会オンデマンド制作流通部会は7月14日、製作会社が出版物のオンデマンド印刷における入稿仕様を策定する際に参考となる『オンデマンド印刷(出版物)における入稿仕様策定のための確認項目一覧』と、その項目の必要性や推奨設定などを説明した『その解説』を公開した。

 

出版物のオンデマンド印刷は拡大を始めているが、本格的な普及はこれからの状況にある。このようななか、出版社と製作会社間のデータや底本(データがない場合にスキャニングする本)のやり取りにおける共通認識の不足に起因した確認作業の発生が、スムーズな作業進行の妨げとなる場合が多く、普及の加速を阻んでいるひとつの要因となっている。そこでこの課題を解決すべく、現有の設備や仕組みを踏まえたうえで、各製作会社がオンデマンド印刷の入稿仕様書を策定するために最低限必要な確認項目をピックアップし、その項目確認の必要性と推奨環境についての解説書を作成した。

 

今回は下記の2つのケースを想定して、確認項目をピックアップしている。

1)出版社から製作会社へデータ入稿されるケース

2)出版社から製作会社へ底本が入稿されるケース

 

 

今回作成した『確認項目一覧』および『その解説』をたたき台として、各製作会社が入稿仕様書を作成することにより、出版社と製作会社のコミュニケーションの円滑化が図られ、出版物におけるオンデマンド印刷の普及が促進されることを期待している。

 

『確認項目一覧』および『その解説』は、下記URLからダウンロードできる。
http://aebs.or.jp/
http://www.aebs.or.jp/Publication.html

 

 

〇電子出版制作・流通協議会技術委員会オンデマンド制作流通部会
大日本印刷、凸版印刷、共同印刷、日本ヒューレット・パッカード、富士ゼロックス、光和コンピューター、インプレスR&Dなど、出版社、印刷会社、プリンターメーカーなどが集まり、プリントオンデマンドの総合的な制作・流通環境における技術動向、課題などの調査研究を実施している。

 

 

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