2015年07月14日

凸版印刷は、4月に発表した車載ディスプレイ向けの静電容量方式の3D銅タッチパネルモジュールのサンプル出荷を開始した。

 

同製品は、凸版印刷の持つ微細な銅メッシュの配線技術により、車載ディスプレイの樹脂カバー越しでも高感度マルチタッチに対応、スワイプや拡大縮小(ピンチイン、ピンチアウト)などのディスプレイ操作を実現する。さらにこのモジュールは、㈱ワンダーフューチャーコーポレーション(横浜市、福田光樹社長)の技術協力のもと、銅タッチセンサーフィルムを3次元曲面に成型しモジュール化することに成功した。これにより、センターコンソールへの組み込みなどさまざまな用途への対応が可能になる。同製品ではディスプレイとコントロールパネルの回路の一体成型を可能としており、センターコンソールのデザイン性向上にも貢献する。

 

タッチパネルは、スマートフォンなどのモバイル端末やパソコンでの利用拡大に加えて、業務用タブレットや、教育・車載ディスプレイなど新しい分野でも活用が広がると予測されている。
このニーズを受け、凸版印刷は、銅配線のパターンを形成したタッチセンサーフィルムとICコントローラなどをパッケージ化した、静電容量方式の銅タッチパネルモジュールを開発。小型から中型(10インチから27インチ)対応の製品や、55インチの汎用モデルなどの提供を進めてきた。
車載ディスプレイ向けに3D曲面にタッチセンサーフィルムを成型した銅タッチパネルモジュールは、車載ディスプレイの樹脂カバー越しでも高感度マルチタッチ対応を実現。スワイプや拡大縮小など多様なディスプレイ操作を可能した。またITOなどの他材料を使う方式に比べて抵抗値が非常に低いため、高感度で耐ノイズ性が高く、車載向けに適している。

 

 

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