2022年06月28日

グラフィック・パッケージング・インターナショナル㈱(本社・東京都港区、権藤嘉江子社長)は、2021年7月から11月までの期間にわたり多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン研究室と産学共同研究を行い、その研究を通して作られた作品「紙たわし」を商品化した。

 

同社の本社は、米国アトランタの米国大手製紙メーカーで、紙コップやビールのボトルを運ぶバスケット、料理を温める電子レンジトレイなどを製造する紙パッケージメーカー。

日本市場では、ビール飲料などの6缶パック(マルチパック)の板紙として使われる、耐水性・強度のあるAquaKote(アクアコート)などを供給している。

 

近年、世界的な社会課題としてCO2排出による地球温暖化やプラスチックごみなどの環境問題に関心が集まっている。

同社でもサステナブルな社会の実現を目指し、自社製原紙を使った新たな商品を模索すべく、多摩美術大学と産学連携の共同研究を行った。

共同研究の中で、同社製アクアコート原紙の耐水性の高さを活かし、水を使う場面で使える作品を検討した結果、学生の創造豊かな発想からイノベーティブなアイデアが生まれた。

 

紙たわし

紙たわし

その作品の1つが、調理器具や野菜の洗浄のほか、さまざまな道具の手入れや掃除など幅広い用途で使用できるたわしに着目して作られた「紙たわし」となる。

環境にやさしい1枚の紙素材から、調理器具を傷つけずに汚れを落とす立体的なたわし。

商品化にあたっては、学生の自由な発想を活かしつつ、経験の長い町工場の職人と連携し、さらに障害者施設の利用者にセットアップ作業を依頼し、新たなものづくりの形を実現している。

 

 

 

 

 

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