2022年05月31日

三菱製紙㈱(本社・東京都墨田区、木坂隆一社長)は、針葉樹を原料とした晒クラフトパルプ(NBKP)をグループ会社の北上ハイテクペーパー㈱のパルプ製造設備で生産し、販売を開始することを決めた。

生産開始は8月、販売開始は10月を予定している。

 

同社では、現在取り組んでいる中期経営計画で、グラフィック用紙の需要減少に対応し、紙から素材への構造改革に取り組んでいる。

かねてから北上ハイテクペーパーでは、地元の岩手県産材を中心とする国産広葉樹100%を原料とする高品質の晒クラフトパルプ(LBKP)の生産・販売をしてきた。

そしてこのたび、品揃えの拡充による外販パルプの拡販のため、国産針葉樹100%を原料とする高品質の晒クラフトパルプ(NBKP)の生産・販売を開始することを決めた。

 

この事業は、北上ハイテクペーパーの既存のパルプ製造設備を改造し、広葉樹・針葉樹の2つの樹種のパルプを生産し、NBKPの販売を開始するもの。

原料の木材は、建築用の使用としては適さない曲がり材、細材、間伐材、または建築用端材を使用し、地元国産材を100%使用することで、森林資源の有効活用による地元林業の活性化、地域経済に貢献していく。

 

なお生産数量は、LBKP・NBKP両方の総量で1年に約8万1000㌧を見込んでいる。

 

 

 

 

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