2022年04月05日

ハイデルベルグ社は、色測定・制御システムおよびプリネクトカラーワークフローに大幅な追加を行った。

これにより、商業印刷、パッケージ印刷、ラベル印刷における、効率的で信頼性の高い品質管理という需要に応えていく。

 

同社では、プリネクトイージーコントロールプリネクトアクシスコントロールプリネクトイメージコントロールプリネクトインプレスコントロールという枚葉オフセット印刷機向けの4つの分光光度測定システムを市場に提供している。

分光光度測定および特許取得のカラーコントロール、そしてさらに強化されたプリネクトカラーワークフローにより、すべての枚葉オフセット印刷機「スピードマスター」において、より少ない損紙で迅速な仕事替えが可能となるだけでなく、本刷り中の色品質管理とデータの記録が利用可能となる。

 

プリネクトイージーコントロール

プリネクトイージーコントロールは、標準化された測定条件下でM1、M2、M3を測定でき、最大毎秒135㍉(A3シートを4秒未満)で測定することができるもの。

新しい機能のひとつとして、小さいディプコミクロコントロールストリップ(測定範囲3.25×4㍉)を測定できるようになった。

プリネクトアクシスコントロール

プリネクトアクシスコントロール

測定機器は、プリネクトプレスセンター3XL3制御コンソールに統合され、プリネクトプロダクションマネージャーのセントラルカラーデータベースに接続されている。

 

プリネクトアクシスコントロール

プリネクトアクシスコントロールでは新しい機能として、測定条件M1(用紙の蛍光増白剤を考慮)をサポートするようになった。

印刷シートと白紙の印刷コントロールストリップを自動的に検出し、トラッキング機能により用紙を水平・垂直方向に正確に測定する。

 

プリネクトイメージコントロール

プリネクトイメージコントロール4

プリネクトイメージコントロール4

次世代のプリネクトイメージコントロール4は、品質コントロールストリップと印刷絵柄全体のどちらも測定する。

この測定システムは、用紙全体に複数のリピートがあり、カラーマネジメントを完全に一致させる必要があるラベル印刷やパッケージ印刷にとくに適している。

ベタ領域、スクリーン画像およびミニスポットはすべて、色制御と品質評価を目的として同様に測定される。

 

またオプションとして、1度の用紙スキャンで印刷絵柄のエラーを検知するPDF検査も可能。

さらに、特許取得のオペークホワイト制御システムが標準で統合されている。

測定データは、プリネクトプロダクションマネージャーのプリネクトカラーツールボックスあるいはサードパーティーのソフトウェアソリューションに転送することができる。また、最大4台の印刷機をプリネクトイメージコントロールに接続することができる。

 

プリネクトインプレスコントロール

インライン分光測色システム「プリネクトインプレスコントロール」は、一貫して安定性のあるカラーマネジメントで、最小限の損紙量で前準備プロセスを迅速に完了させられるもの。

色合わせと見当を数枚以内で調整し、色が許容値に到達すると本生産が自動的に開始される。

 

プリネクトインプレスコントロール3

プリネクトインプレスコントロール3

「プリネクトインプレスコントロール3」では、暗色、メタリックおよび透明原反上のオペークホワイトを測定および制御できるようになった。

これにより、パッケージ印刷やラベル印刷での活用範囲が大幅に広がる。

この新機能は今年末までに標準として測定・制御システムに統合され、また今年4月に同社プリントメディアセンターで開催されるラベルデイで初公開される。

 

さらに、高級な素材を扱うラベル印刷やパッケージ印刷会社向けに搭載されたもうひとつの新機能が、前準備時の損紙識別システムとなる。

この新しい損紙識別システムを使うと、すでに印刷済みの損紙を使用してインキングユニットをセットアップすることができる。

フィーダのセンサーが印刷された損紙かどうかを検出し、それに応じて自動的にインプレスコントロールのON/OFFを切り替え、新しく印刷された用紙でのみ測定が行われるようにする。

このシステムはラベル印刷用の「スピードマスターXL106」に初めて搭載され、これまでの実績によると前準備に関連する用紙コストを年間で約8万ユーロ削減できている。

 

また、新バージョンの「プリネクトインプレスコントロール3」では、ユーザーは用紙データベースに保存されている原反のホワイト値を保存できる。

ホワイト値が原反とあわせて印刷機に転送されると、ジョブの開始時に原反を携行型測定機器で測定する必要がないため前準備時間を短縮することができる。

 

 

 

 

技術・製品-関連の記事

PAGE TOP