一般社団法人日本WPA(=日本水なし印刷協会:田畠久義会長)は、多種多様な団体が日々取り組んでいる個性的ですぐれた地球温暖化防止につながる活動を表彰する「脱炭素チャレンジカップ」に協賛し、同会の名称を冠した賞を贈賞した。
その「脱炭素チャレンジカップ2022」が2月15日、東京・文京の東京大学内・伊藤謝恩ホールで開催され、▽市民部門、▽企業・自治体部門、▽学生部門、▽ジュニア・キッズ部門--の4部門への応募者からファイナリストに選出された28団体がオンラインでプレゼンテーションを行い、各賞が贈賞された。
「脱炭素チャレンジカップ」は、前身となる「低炭素杯」から数えて12回目を数える、前々回から名称を改めて開催されたイベントで、市民、企業・団体からジュニア、キッズまでの幅広い層を対象に、脱炭素社会づくりや地球温暖化防止に取り組んでいる活動を発表するコンテストとなる。
各賞を競う場であると同時に、地球温暖化防止という地球規模の課題に取り組むさまざまな団体同士が出会える場として、地域活動の活性化とネットワークの構築を促進し、脱炭素かつ持続可能な地域づくりへの加速化が図られることを目指している。
日本WPAではこの主旨に賛同して協賛団体の1つに名を連ねるとともに、「日本WPA 最優秀未来へのはばたき賞」という名称の賞を設け、その名にふわしいすぐれた取り組みをした団体を顕彰した。
今回、同賞を贈られたのは、公益財団法人Save Earth Foundationの「子供たちの夢を育む“夢ボード”でSDGsを達成する」活動。
公益財団法人Save Earth Foundationが開発した「夢ボード」は、森林再生活動を通じて得られる国産材を活用したグリーン製品。
学校机に使用するデスクカバーとして教室の木質化、グリーン購入の後押しをしている。
環境について学ぶための教材としてだけでなく、ボードの裏には自分の夢を記入することができるので日々、夢を意識できることも特徴となる。
卒業時には、この夢ボードは盾に加工されて、記念品に生まれ変わる。
長く大事に使用することで、CO2の固定につながることにも繋がることになる。
このような取り組みが評価され、今回の贈賞にいたった。