コダックジャパン(C-6)はpage2022で、プレート、CTPシステム、ワークフローまでをトータルソリューションとして展開する「Smart Prepress Solutions」をテーマに、プリプレスの効率化、省力化、省人化を提案するほか、インクジェットデジタル印刷ソリューションのさまざまな印刷サンプルを展示し、オフセット印刷の品質に匹敵する新時代のインクジェット印刷の可能性も紹介する。
印刷業務における手作業の最小化を目指す「スマートプリプレスオートメーション」を示し、手作業による労力や人的ミスから生じるダウンタイムの大幅削減し、さらには工程間のボトルネックもなくし、印刷までの時間をさらに短縮できるソリューションを紹介。
これによりジョブ処理数も増やせるため、収益の最大化とともに環境負荷も大きく軽減できる。
その「スマートプリプレスオートメーション」を構成する主要な製品群を紹介していく。
▽「KODAK TRENDSETTER Q800プレートセッター」
完全無処理CTPプレート「KODAK SONORA」やサーマルドライフィルムの出力実演を行う。
また、遠隔地からモバイル端末を使ってCTPの稼働状況の確認や制御が可能な、モバイルCTPコントロールアプリを活用した効率的なCTP運用も提案する。
国内導入社数が累計700社超の完全無処理CTPプレート「SONORA」の出力実演を行う。
「SONORA CX2」は、UV印刷での耐刷性を従来比で50%向上していることに加え、視認性・耐傷性も20%向上。
さまざまな印刷資材や印刷条件への対応幅が大きく広がり、商業印刷や出版印刷のみならずパッケージ印刷の市場ニーズにも柔軟に対応している。
▽「KODAK PRINERGY On Demandワークフロー」
各ユーザーに仮想化されたPRINERGYソフトウェアがコダックによってホスティング・管理される、新たなクラウド&サブスク型ソリューション。
Microsoft Azureによる強固なセキュリティーによってPRINERGYソフトウェアを24時間365日、最適な状態で稼働させることができる。
▽「KODAK PROSPERインクジェットソリューション」
最新鋭の「KODAK PROSPR ULTRA520プレス」をはじめ「KODAK PROSPER6000プレス」や「KODAK PROSPER Sシリーズ」、軟包装パッケージ向け「UTECO Sapphire Evo」まで、多彩な印刷サンプルで紹介する。
また、「KODAK PROSPER6000」を2台導入した㈱KDCが新たにスタートしたパーソナライズDMサービス「OCL(オクル)」のビジネスモデルも紹介する。