2021年11月25日

開催趣旨を説明する宮腰亨社長

開催趣旨を説明する宮腰亨社長


 

ミヤコシ(本社・千葉県習志野市、宮腰亨社長)は、11月25・26の両日に同社八千代事業所で「ミヤコシ アドバンスド・ソリューション」と題して開催するリアル内覧会の前日、24日に同所でプレス向けの説明を行った。内覧会では、「ブック&データプリント」と「ラベル&パッケージ」の2つのゾーンで展示・実演を行う。
 

【ブック&データプリントゾーン】
 

「ブック&データプリントゾーン」では、1タワーで両面フルカラー印刷ができる省スペース性が特徴のインクジェット印刷機「MJP20EXG」のライブデモンストレーションを行う。
 

シングルタワー両面フルカラーインクジェットプリンターMJP20EXG

シングルタワー両面フルカラーインクジェットプリンターMJP20EXG

 
また、「MJP20EXG」で書籍印刷をしたものをブックブロック加工機「MVB10A」、そしてホリゾン製の無線綴じ機とインラインでつなぎ、オンデマンド製本をする流れも紹介する。

 

Horizon Innovation Parkと中継でデモンストレーションする

Horizon Innovation Parkと中継でデモンストレーションする


 

この一連インライン印刷・加工のソリューションについては、これらの機器が設置されているホリゾンのショールーム「Horizon Innovation Park」と中継でつないでモニターで披露する。
さらに、データプリントの後加工機として、ページごとに異なる縦横のバリアブルミシン加工、ファイルパンチ、折り、プルローラーなどをインラインで一括処理できるバリアブル加工機「VPR」をモニターで紹介。
フォームカッターのデモンストレーションも行う。

 
【ラベル&パッケージゾーン】
 

「ラベル&パッケージゾーン」では、シール・ラベル用間欠オフセット印刷機「MLP10i」と軟包装用水性インクジェット印刷機「MJP30AXF」の2機種を紹介する。
「MLP10i」は、機械全長がわずか6.3㍍という省スペース性、刷り出し損紙を削減するためのバックフィード機能の搭載といったユニークな特徴を搭載したモデル。
「MJP30AXF」は、インラインのプライマーとコロナ処理、新設計の乾燥システムによって水性顔料インクによるフィルム印刷を実現したモデル。
印刷幅750㍉までに対応し、CMYKの印刷タワーに続いて隠蔽性の高いホワイトインクを2度打ちする印刷タワーという構成によって透明原反への印刷にも対応。
1200×1200dpiで4ポイントの文字もシャープに再現する高い品質や毎分50㍍の印刷速度を有するとともに、瞬発力のある小ロット対応力によって在庫と廃棄を抑えることもできる。

 

内覧会では新型コロナウイルス感染症についての感染防止対策として、▽新型コロナウイルスワクチンを2回接種済▽来場日から1週間以内のPCR検査陰性証明書▽前日または当日の抗原検査結果陰性を証明するもの--の写しなどを持参するという入場条件を設けている。
 
 
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