2021年11月16日

㈱リコー(本社・東京都大田区、山下良則社長)は11月23日から、薄膜ピエゾアクチュエーターを搭載したインクジェットヘッドの新製品「RICOH TH6310F」の受注を開始する。

 

RICOH TH6310F

RICOH TH6310F

「RICOH TH6310F」は、同社の産業用インクジェットヘッドのフラッグシップモデルとなるもの。

最大80kHzの駆動周波数により、シングルパス印刷、マルチパス印刷ともに同社のヘッドのラインアップの中でもっとも高い生産性を実現する。

また、MEMS技術による高精度吐出に加え、独自のノズル配置によりテキスタイル印刷などに求められる高ギャップ印刷でも高画質印刷を可能にしている。

同時に、吐出不良のリスクを大幅に軽減するインク循環構造を採用し、高い吐出安定性も実現している。

 

「RICOH TH6310F」の主な特徴は次のとおり。

▽MEMS技術による高精細印刷と高ギャップ印刷対応=同社のMEMS技術を活用した独自の高集積設計により、100×8列×2モジュールの1600ノズルを配列し、2.6インチ印刷幅を実現。さらに、吐出されたインク滴による気流が画質に影響しにくいノズル配置を採用し、4㍉の高ギャップでも高画質印刷を実現している。

▽独自のインク循環機構による高い吐出安定性=ノズル近傍のインクを常時循環させ、ノズル乾燥やインク粒子の沈降など吐出不良のリスクを大幅に軽減するインク循環構造を採用し、吐出信頼性を確保。これにより、毎分100㍍以上のシングルパス印刷にも対応が可能となる。

▽幅広いアプリケーションへの対応=インクは水性、UV、溶剤のすべてに対応しており、テキスタイル、コルゲート、ラベル、サイングラフィックスなど、幅広い産業用アプリケーションで利用できる。

▽シンプルな設計=インクポートはシンプルな1イン1アウトを実現し、さまざまな印刷システムに柔軟かつ容易に組み込むことができる。

▽圧倒的な生産性を実現=2階調時には周波数80kHz、4階調時にはDual Vcom新機能により周波数40kHzの圧倒的な吐出性能を実現している。

 

 

 

技術・製品-関連の記事

PAGE TOP