2021年11月11日

「DX時代の印刷会社の在り方を探る」を基本コンセプトに掲げたソリューション提案展「SOPTECとうほく2021」が11月10・11日の両日、仙台市若林区の仙台卸商センター・産業見本市会館「サンフェスタ」で盛況裡に開かれた。

コロナ禍に対応した新しいやり方で展開された今回のイベントでは、2日間合計で3550人にのぼる印刷関係者が宮城県下や東北地方全域、さらには首都圏からも来場し、自社が抱える課題の解決に役立つビジネスヒントを探った。

なお次回は、2022年7月13・14日での開催を予定している。

 

今回のイベントでは、新型コロナウイルス感染症の感染防止措置が随所で行われており、コロナ禍における新たな印刷展示会像を内外に示す形にもなった。

その一環として開会式・オープニングイベントは行われなかったが、それに代わって会期初日の開場前に館内放送を使って、SOPTECとうほく2021実行委員会の針生英一会長(東北地区印刷協議会・会長)が主催者を代表してあいさつをした。

針生会長

針生会長

そのあいさつの中で針生会長は、「SOPTECとうほくは例年、7月に開催していたが、今回に限っては新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が広くいきわたる時期に合わせて開催日程を変更した。今は全国的にその感染状況も落ち着きをみせ、また緊急事態宣言が解除されており、我々の狙いどおりの絶好なタイミングで無事に開催できることを嬉しく思う。万全を期すために、従来からの変更や新たな取り組みを図っており、出展者のみなさまには運営においてさまざまな点での作業負担・理解・協力を頂き、心から感謝している。コロナ禍による影響を大きく受けた印刷業界にさまざまなヒントや元気を与えてもらい、またビジネスチャンスにつながるような2日間にしてもらうことを期待している」と本イベントの意義と開催協力への謝意を表した。

 

今回のSOPTECとうほく2021では、コロナ禍によって人々の意識や生活様式、そしてビジネスが大きな変化し、さらには急激に押し寄せるデジタル化の波にも対応する必要があることから、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」をキーワードとした業態変革などに焦点を当て、その力を向上させるためのヒントを得る場という趣旨で開催した。

 

DSCN7020主催者企画ソリューションセミナーでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応するための社内変革法、SDGsや働き方改革の取り組み方、経営改善のための原価管理や多能工化、営業戦略・顧客コミュニケーション法、オフセット印刷の基本技術、デザイン心理学に基づいた付加価値創出法、DTPソフトの最新技術・活用法など、さまざま角度からの講演が催され、経営層から管理職、幹部候補、現場オペレーターまでの各層に向けて提案した。

また出展者企画ソリューションセミナーでは、DXによるデジタル印刷生産とオフセット印刷生産の最適な組み合わせ策、デジタル印刷と連携したポストプレス運用法、現像レスシステムを核にした工場全体の効率化提案、などをテーマにした講演が行われた。

 

211111_178-1展示ゾーンでは、枚葉オフセット印刷機やデジタル印刷機のほかにも、機械やソフトによる工程自動化、ロボットとの協働・分業による省人化、高感度UV印刷、現像レスCTPプレート、品質検査システム、クラウド技術を活用した作業環境変革、大判インクジェットプリンターや3Dプリンター、ガーメントプリンターを使用したアプリケーション制作による業務範囲拡大提案、小ロット対応・デジタル印刷対応のポストプレスシステム、ユニバーサルデザインへの対応提案、小ロット対応のメタリック/加飾加工、特殊印刷、カラーマネジメントシステム、MIS、アイキャッチ効果の高い販促品など、印刷工程全般にわたるあらゆる角度から最先端の提案がされた。

 

 

 

 

 

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