2021年11月05日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、広川勝士社長)は10月27日~29日の3日間、同社本社で菊全ワイド機「RMGT10シリーズ」をバージョンアップした新製品の薄厚兼用印刷機(LXモデル)内覧会を開催した。

この内覧会では、給排紙性能のさらなる向上によるパッケージ印刷での実速度域の大幅な向上、印刷中に次の仕事の準備作業を並行して行える昇降式コーティングユニットの新装備、印刷準備時間短縮機能など、最新のパッケージ印刷機の大幅な生産性向上をアピールした。

 

デモンストレーションのようす

デモンストレーションのようす

会の冒頭、あいさつに立った同社の広川社長は、「この新製品は4月に発表したが、新型コロナウイルス感染症が流行・拡大した影響でみなさまに直接ご覧頂く機会を設けることができなかったが、ようやくこのような機会を設けることができて嬉しく思う。日頃、みなさまが仕事の中で感じていること、機械・技術について、ぜひ我々の技術スタッフに質問して頂き、製品やソリューションを十分に理解してもらえたら幸いに思う。当社は“ともに、世界へ彩りを。”をコーポレートメッセージに掲げ事業活動を行っている。これからもみなさまの仕事の中で当社を重要なパートナーとして選んで頂き、ともに歩ませて頂けるよう、精進を続けていく」と述べた。

 

実機デモンストレーションでは、菊全寸のび判LED-UV6色コーター付機「RMGT1060LX-6+DU+CC+2LD+LED-UV+PQS-D」を披露。

最初のデモンストレーションでは、ニスコーターを使用したパッケージ印刷2ジョブ(Gフルートの段ボールとコートボールへの印刷)を行った。

高速排紙を実現する多角形真空吸引車、印刷を止めずに排紙パイルの交換作業が行えるデリバリーシャッター、印刷中でもニスユニットの清掃や準備が行える昇降式コーティングユニットなど、パッケージ印刷の生産性を高める機能が披露された。

最初のジョブでは㈱T&K TOKA製のLED-UVインキとニスを使い、はじめにGフルートの玩具パッケージをプロセス4色印刷とはじきニスおよびコーターニスを用い、疑似エンボス印刷を行った。

Nipperによる自動搬送

Nipperによる自動搬送

2つ目のジョブでは、ブランケット交換をせずにジョブチェンジを行い、コートボールのマウスパッケージを、プロセス4色印刷と特色はじきインキおよびコーターニスを用いた疑似エンボス印刷を実施。

パッケージ印刷における高い印刷性能と生産性を示した。

 

続いてのデモンストレーションでは、AGV(=自動搬送ロボット)「Nipper」と連携した印刷後工程への印刷物の自動搬送を行った。

印刷オペレーターがタブレットで操作をして「Nipper」へ指示を出すと、その指示を受けた「Nipper」は印刷機の排紙部まで移動して待機。

印刷完了後、印刷オペレーターが操作するタブレットから再び指示を受けた「Nipper」は、搭載したセンサーによって排紙部内のパレットを自動検出し、刷り本を自動搬送した。

 

 

 

 

 

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