2021年10月18日

㈱ミヤコシ(本社・千葉県習志野市、宮腰亨社長)は10月14・15日の両日、秋田・大仙の宮腰精機㈱国見工場で、今年1月から発売を開始したシール・ラベル用間欠オフセット印刷機「MLP10i」の実機デモ見学会を開催した。

また10月26日には、同様の内容でオンライン発表会も開催する。

 

MLP10i

MLP10i

シール・ラベル用間欠オフセット印刷機「MLP10i」は、先行モデルである「MLP13C(ハイエンド)」の表現力・再現性といった長所はそのまま継承しながら、生産ボリュームへの柔軟な対応、省スペースへの対応を実現したモデル。

最大の特徴は機械全長がわずか6.3㍍という省スペース性で、同社製の従来機と比較すると機械長が40%、設置面積では45%、紙パス長で約37%の削減・短縮化が図れている。

そして、これにともないオペレーターの動線や通紙の長さも短くなる。

コンパクト設計を実現したことによって安定した見当精度が得られるほか、オイルレス化により一部制御部品を電気ダクト部に入れ込んで制御盤を小さく設計し、ギアサイド側の装置類をコンパクト化してすっきりしたレイアウトを実現しており、機械全長だけでなく機械幅も削減されている。

 

ギアサイド側の装置類をコンパクト化してすっきりしたレイアウトを実現

ギアサイド側の装置類をコンパクト化してすっきりしたレイアウトを実現

また「MLP10i」のもうひとつの特徴として、刷り出し損紙を削減するために独自のバックフィード機能を搭載した。

この機能は、色出しや見当合わせをするために紙を流してしまうと、これまでの輪転機の概念だと紙を元に戻すことはできない。

もしこれが枚葉印刷機の場合、刷り出し損紙をまたフィーダーにセットすると刷り出し調整用途で再利用することができるが、輪転機はこれができない。

そこで「MLP10i」では、いったん刷った紙を巻き戻してもう1度使うことができる機能を開発・搭載している。

これにより、スタート時の損紙を大幅に削減することが可能となっている。

 

天地調整は、製品サイズごとにユニットのハンドルを回して位置決めをする

天地調整は、製品サイズごとにユニットのハンドルを回して位置決めをする

天地調整機構については、製品サイズごとにユニットのハンドルを回して位置調整し、微調整をタッチパネルから数値入力して制御する。

また、豊富なオプション仕様によるカスタマイズが可能で、ラミネーションユニット、フレキソ印刷ユニット、シルクスクリーン印刷ユニット、ホットフォイルユニット、コールドフォイルユニット、エンボスユニットをはじめとしたオプションユニットの追加・変更にも対応し、さらにインキツボリモコン、自動見当装置、裏面印刷機能などのオプション機能の追加・変更にも対応する。

 

最大印刷幅は254㍉(10インチ)で最大用紙幅は279.4㍉(11インチ)、天地送り長は50~200㍉。

色数はCMYK+1色の計5色で、印刷速度は毎分120ショット(24㍍)。

機械本体のフレームはステンレス製となっている。

 

印刷物同社の宮腰社長は「既存のオフセットラベル印刷機“MLPシリーズ”を拡販する中で、みなさまから高速性や高品質、見当精度の高さ、使い勝手の良さといった点には高い評価を頂けたのだが、機械自体が大きいので工場に設置できないという声を頂いていた。そこで、印刷品質を犠牲にすることはせず、機械サイズをウルトラコンパクトにしてお求めやすい価格となる機種を開発し、用途や都合に応じてみなさまに選択して頂けるラインナップを揃えることができた」と開発の狙いを表している。

 

また、10月26日に開催される「MLP10i」のオンライン発表会の開催概要は次のとおり。

▽日時=10月26日 午前10時~10時半

▽参加申込= https://bit.ly/3oCo0vW

 

 

 

 

 

 

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