2015年07月01日

㈱日本印刷会館(東京・新富町、永井直裕社長)は7月1日、災害時の安全対策の一環として、軽量な紙製容器の大容量非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」を会館各階に配置した。

 

同会館は、東日本大震災の経験を踏まえ、災害時安全対策として水、簡易毛布、簡易トイレを館内に用意するなど、同会館の利用者を対象として、災害時の安全対策を進めてきた。東日本大震災の際に「多数の携帯機器に電力供給が可能な電池の必要性が高かった」という事例を受け今回、マグネシウム空気電池を設置し、災害対策を強化した。

 

配置した非常用電池は5年間程度の保存が可能で、水や海水を入れると最長で5日間発電、USB端子を2個備えており、携帯機器が最大30回充電できる。紙製容器のため注水前の重量が約1・6キロと軽量で、廃棄後の環境負荷も小さい。

 

非常用マグネシウム空気電池「マグボックス(MgBOX)」は、福島県いわき市に立地する古河電池と凸版印刷が共同開発した製品で、2015年度第54回ジャパンパッケージングコンペティション(日本印刷産業連合会主催)で経済産業大臣賞を受賞した。世界初の紙製容器でできたマグネシウム空気電池。発電時間最大5日間、最大電気量300Wh。出力電圧DC5・0V、最大電流1・2A。

 

 

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