2021年07月13日

独・ハイデルベルグ社では1年以上ぶりに、ウィスロッホ-ヴァルドルフ工場内のプリントメディアセンターに多くの印刷業界人を迎え、さまざまな印刷機器の実演・パフォーマンスをリアルに感じられるイベントを開催した。

このイベントは6月23日に開催された世界100ヶ国以上の数千人が視聴した国際オンラインイベント「IT‘S SHOWTIME!」と同時に3日間にわたって行われた。

来場者はドイツ国内のみならず、イタリア・ポーランド・チェコ共和国・オーストリアから数百人が訪れた。

 

多くの来場者がプリントメディアセンターを訪れ、スピードマスターCX104に視線を注いだ

多くの来場者がプリントメディアセンターを訪れ、スピードマスターCX104に視線を注いだ

このイベントで来場者がとくに関心を示したプレゼンテーションの1つは、CHINA PRINT2021でも同時に発表された、新型枚葉オフセット印刷機「スピードマスターCX104」の初披露だった。

「欧州の印刷会社の需要・設備投資意欲は高まっており、市場は急速に戻りつつある。多くの印刷会社がふたたび投資を始め、当社の最先端ソリューションを選択している。当社のイノベーションが評価されること、それは当社とユーザーの双方が将来の課題に正しく向き合っていることの証明でもある」と同社のライナー・フンツドルファーCEOは述べている。

 

今回新たに発表された新型枚葉オフセット印刷機「スピードマスターCX104」のテクノロジーコンセプトは、すでに多くの印刷会社から支持を受けている。

ドイツのトラウンシュタインにあるキームガウ印刷社はワンストップ体制を敷いている伝統的な商業印刷会社で、主にカタログ、チラシ、雑誌などの定期刊行物を生産している。「スピードマスターCX104」の発表を受けてキームガウ印刷社では、既設の古い「スピードマスターCD102」との入れ替えで、先進的な枚葉オフセット印刷技術に投資することを決めた。「この“スピードマスターCX104”で印刷速度を上げながら、さらに準備時間と損紙量を徹底的に圧縮したいと考えている」と、オーナーのトーマス・フォーゲル氏は期待を寄せている。

 

また、イタリアのサン・ゼーノ・ナヴィリオにある商業印刷会社、オフィシングラフィチェステージ社では「将来にわたって菊全判機のメリットを固く信じている。その上で“スピードマスターCX104”の柔軟性は、より短い準備時間と安定した高い印刷品質、その両方が実現する」という期待から、導入を決めている。

 

ハイデルベルグ社の枚葉オフセット印刷機部門でプロダクトマネジメントのトップを務めるライナー・ウルフ氏は、「世界中の印刷会社から新しい“スピードマスターCX104”をして頂き、すでに500ユニット以上の注文を受けている。このことは、まさに印刷業界が待ち望んでいた印刷機である証明であり、印刷会社がその顧客に対し、今必要とされているものを正確に提供できると確信している」と語った。

 

 

 

 

 

イベント 技術・製品-関連の記事

PAGE TOP