2015年07月01日

大日本印刷(DNP)は、スマートフォンなどのタッチパネルディスプレーに印刷物をかざすと、印刷物とWebページ・アプリケーションの組み合わせごとに異なる画像や映像、商品情報やクーポンなど多様な情報を配信する「Touchcode(タッチコード)」を採用した販促支援サービスを提供する。7月1日から4日まで東京ビッグサイトで開かれる「第22回東京国際ブックフェア」のDNPブースに出展し、サービス第1弾となる、映画『ボクは坊さん。』のキャンペーン栞を配布する。同栞は今後、DNPグループ書店でも配布の予定。

 

 

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左から栞、栞をスマートフォンにかざすもよう、オリジナルコンテンツ表示、動画広告の表示

 

 

DNPは、タッチコードを活用したソリューションのひとつとして、栞の絵柄ごとに本や映画などの情報を動画広告と組み合わせて紹介し、作品に関連した体験の機会を広げるサービス「DNPつながる栞(しおり)プロジェクト」を始める。同サービスは、㈱ロボット(ROBOT、加太孝明社長)がクリエイティブ分野で制作協力しており、第1弾として、実在の住職が自らの体験をもとに綴ったエッセイを映画化した映画『ボクは坊さん。』(2015年10月全国ロードショー)のキャンペーンを実施する。

 

タッチコードは、米国T+ink社グループのT-Touch社が開発。紙やフィルムなどのカード形状の基材に、導電性材料で目に見えない電子コード(IDコード)を印刷しておき、静電容量方式のタッチパネルのディスプレーをかざすとIDコードを特定して、個々のIDに関連させて登録してあるコンテンツをディスプレーに表示するもの。

 

Youtubeなどの動画サイトや、Facebookなどの動画投稿に対応したSNSの拡大を受け、動画を活用した広告市場は近年ますます広がりを見せている。一方数多くの動画広告がWebサイト公開される中で、広告主がターゲットとしている生活者に視聴してもらうことが難しく、プロモーションの企画立案の困難さが指摘されている。

 

つながる栞プロジェクト

ブックフェアで紹介されたつながる栞プロジェクト

今回、DNPが手がけ、ROBOTがクリエイティブ分野で制作協力する「DNPつながる栞プロジェクト」は、“動画を手渡しで配布できる”サービス。

栞というアナログツールを介して、生活者に動画視聴のアクションを促す効果が期待できる。

 

DNPがプロモーション企画、特殊印刷した栞の作成とその配布先の選定、ROBOTがプロモーション用の動画・ウェブアプリの制作を手掛ける。

 

生活者は、スマートフォンで専用のウェブサイトを立ち上げ、ディスプレーに表示された指定場所にタッチコードが印刷された栞をかざすと、動画広告とともに、各栞に関連付けられたコンテンツを閲覧できる。例えば、本や映画にまつわる場所をGPS機能によりリアルタイムに案内する地図の閲覧や、その周辺にある名所や名産品などの情報を取得できる。DNPはこの栞を、グループ書店である、丸善、ジュンク堂書店、文教堂をはじめ、イベント会場、観光案内所などで配布する。

 

 

サービス第1弾『ボクは坊さん。』キャンペーンでは、キャンペーンの栞をスマートフォンにかざすと、現在地と映画の撮影地の一つである高野山までの道のりと距離が表示される。また、高野山エリア内で栞をかざすと、散策ルートや、知る人ぞ知る高野山の名所スポットが閲覧できる。その他にも、舞台となっている四国栄福寺や高野山から見た景色の写真画像などを、映画紹介の動画とともに楽しめる。

 

つながる栞 http://connectbookmark.jp

 

 

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