2021年05月14日

Koenig&Bauer社は、印刷機ユーザー向けの予知保全サービス「プレディクティブ・メンテナンス」を開始し、順調なすべり出しに成功した。

 

プレディクティブ・メンテナンスが、Koenig&Bauerのサービスコンセプトをさらに高い次元へと到達させている。

プレディクティブ・メンテナンスが、Koenig&Bauerのサービスコンセプトをさらに高い次元へと到達させている。

「プレディクティブ・メンテナンス」では、刷版交換装置、リールスタンド、油圧クランプおよび潤滑システムなど、さまざまな印刷機の部位を評価・分析できる。

そして、トラブル発生が予測される法則の発見や機械学習などにおいて人工知能を活用し、印刷機の挙動に関する情報から正確なリアルタイム分析を自動的に行う。

対象となる部位はさらに、目に見えないプロセス、印刷機ネットワーク内の相互作用などについても、体系的な評価・分析を行う。

 

Koenig&Bauer社でサービス責任者を務めるThomas Potzkai氏は、「プレディクティブ・メンテナンスの目的は明確に定義されている。自動分析には既存の印刷機のデータに含まれる情報を使用する。これにより、潜在的な問題が発生する前に特定して修正することが可能になる」と述べている。

 

Koenig&Bauerは印刷機ユーザー向けのプレディクティブ・メンテナンス(予知保全サービス)を開始し、順調なすべり出しとなった

Koenig&Bauerは印刷機ユーザー向けのプレディクティブ・メンテナンス(予知保全サービス)を開始し、順調なすべり出しとなった

「プレディクティブ・メンテナンス」では、同社のサービスマネージャーに該当する印刷機の状況に関する完全かつ詳細な情報が集約されて届いている。

サービスマネージャーはその情報に基づいて、リモートメンテナンスによる処置またはサービスコールの手配を、必要に応じて行う。

それを受けてサービス技術者は、当該印刷機のスケジュールに合わせたタイミングで問題発生が予測される要素を修正し、突発的な機械停止をともなう事故リスクを回避する。

サービス技術者が行う修正作業は、印刷作業を行わないスケジュールに設定することができる。

これにより、印刷機のユーザーは、印刷機の安定稼働に対する信頼性を高められ、また印刷機の実稼働時間を伸ばすことができる。

 

プレディクティブ・メンテナンスの最初のユーザーの1社となったドイツ北部のオルデンバーグに拠点を構えるWE-Druck社では3年前、Koenig&Bauerの新しい新聞用オフ輪「CommanderCL」を導入している。

WE-Druck社のMargit Schweizerシニアマネージャーは、「プレディクティブ・メンテナンスは我々に安心を与えてくれる。印刷機が突発的なトラブルによって稼働できなくなってしまうことや予定外のダウンタイムを強いられる心配がないからだ。これにより、顧客から期待されている納期と最高な品質で製品を提供し続けられる」と述べている。

 

プレディクティブ・メンテナンスは新聞用および商業用オフ輪に加えて、シングルパスデジタル印刷機「RotaJET」や「CorruJET」、さらには「CorruCUT」「CorruFLEX」でも受けることができる。

さらに、同様のサービスはオフ輪やデジタル印刷機だけにとどまらず、枚葉オフセット印刷機メタル印刷機をはじめとするKoenig&Bauerグループのほかの事業部門が提供する印刷機でも利用できるようになっている。

 

 

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